WEB広報誌 かいはつグラフ2009.10 特集
低コスト大規模畑作・酪農経営を目指す生産基盤づくり
水平線の彼方、どこまでも続く畑。
十勝地域の耕作面積は神奈川県の面積よりも大きいことをご存じですか。
農家一戸あたりの平均耕作面積は38ヘクタール(札幌ドーム7個分)、全国平均の24倍です。
農業経営は、畑作4品(小麦、てんさい、ばれいしょ、豆)、野菜、酪農、畜産など多岐にわたり、特に、いも類、豆類の生産量の全国シェアは高い値になっています。
十勝地域はまさに日本の食糧供給基地です。
十勝地域の耕作面積は神奈川県の面積よりも大きいことをご存じですか。
農家一戸あたりの平均耕作面積は38ヘクタール(札幌ドーム7個分)、全国平均の24倍です。
農業経営は、畑作4品(小麦、てんさい、ばれいしょ、豆)、野菜、酪農、畜産など多岐にわたり、特に、いも類、豆類の生産量の全国シェアは高い値になっています。
十勝地域はまさに日本の食糧供給基地です。
このような十勝地域でも後継者や労働力の不足などを理由に離農していく農家が増え、農家戸数は減少しています。十勝地域の農業の供給力を今後も支えていくためには、効率的で持続的な農業経営の確立を進めなくてはなりません。
北海道開発局では、鹿追町、音更町にまたがる中鹿追地区において、平成21年度から国営農地再編整備事業を進めています。農地を再編整備することで、畑の大区画化が図られます。これにより大型機械を保有するコントラクター(農作業請負組織)を活用した大規模畑作・酪農が可能になり、労働力不足の解消と生産コストの削減が図られます。
北海道開発局では、鹿追町、音更町にまたがる中鹿追地区において、平成21年度から国営農地再編整備事業を進めています。農地を再編整備することで、畑の大区画化が図られます。これにより大型機械を保有するコントラクター(農作業請負組織)を活用した大規模畑作・酪農が可能になり、労働力不足の解消と生産コストの削減が図られます。
コントラクター(農作業請負組織)を活用した農業
農業王国と言われ、大規模な畑作農業が展開されてきた十勝地域の農業においても後継者不足や農家の高齢化が問題になっています。
そこで注目されているのが、コントラクター(農作業請負組織)を活用した営農体制です。 コントラクターを活用した畑作 農作業のうち、栽培に関わることは農家が行います。農地を耕したり、堆肥を農地に散布するなど、大型機械を必要とする作業はコントラクターに任せるというものです。これにより農家の省力化が図られます。
さらに、大型機械を保有するコントラクターを活用することで、各農家は機械への投資をしなくてもよくなり、低コストな営農が実現できます。
コントラクターは、北海道では288組織、十勝地域でも35組織あります。(北海道「平成20年度北海道農業・農村の動向」参照)
※コントラクター(農作業請負組織)
コントラクターの経営形態別では、農業者組織や農協または農協出資の会社によるものが多い。
そこで注目されているのが、コントラクター(農作業請負組織)を活用した営農体制です。 コントラクターを活用した畑作 農作業のうち、栽培に関わることは農家が行います。農地を耕したり、堆肥を農地に散布するなど、大型機械を必要とする作業はコントラクターに任せるというものです。これにより農家の省力化が図られます。
さらに、大型機械を保有するコントラクターを活用することで、各農家は機械への投資をしなくてもよくなり、低コストな営農が実現できます。
コントラクターは、北海道では288組織、十勝地域でも35組織あります。(北海道「平成20年度北海道農業・農村の動向」参照)
※コントラクター(農作業請負組織)
コントラクターの経営形態別では、農業者組織や農協または農協出資の会社によるものが多い。