あちこちから初雪のたよりが届き、まもなく北海道は根雪の時季を迎えます。
　雪道といえば、近年、ツルツル路面での転倒が問題になっています。みなさんも通勤や通学の途中で滑ってヒヤリとした経験はありませんか？
　北海道開発局では、歩道や横断歩道などのツルツル路面対策として、滑り止めの砂が入った砂箱を交差点などに設置しています。
　さらに、沿道の企業や商店のみなさんに協力していただき、路面に砂をまいていただく「冬季ボランティアサポートプログラム」による対策を全道各地で行っています。
　今回は、札幌市の一般国道36号（地下鉄福住駅周辺から札幌ドーム）における取組について担当の札幌開発建設部札幌道路事務所第1維持課のみなさんにお話を伺いました。

　交差点の部分がツルツルになることが多いですね。自動車の発進、停止の繰り返しによって凍結路面がみがかれて、横断歩道の部分などがツルツルになったりします。
　私たち道路管理者としましても、舗装材の変更や凍結防止剤の散布などツルツル路面への対策は行っていますが、路面状況の変化にきめ細かな対応をするには、地域のみなさんの御協力も必要になってくるのです。

　平成17年度から沿道の町内会のみなさん、ガソリンスタンドやコンビニエンスストアなどの商店や企業の方々に御協力を頂き、滑り止めの砂をまいていただいています。

　沿道の方々にも御協力いただいていますが、歩行者のみなさんも交差点などでツルツルになっているところを見つけましたら、砂まきに御協力いただければと思います。
　地域のみなさんの御協力も頂きながら、今年の冬も安全で快適な道路環境づくりに努めていきたいと思います。