WEB広報誌 かいはつグラフ2011.9 流域の総雨量400mm
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流域の総雨量400mm その時豊平峡ダムでは
豊平峡ダムの上流では9月1日から雨が降り始め、9月8日までの流域の総雨量は400mmに達しました。
このような大雨の時、私たちダム管理支所の職員は河川の水位を低減させるため、防災操作を24時間体制で行います。ダムに流れ込んでくる水の一部を貯め込み、下流に放流する水を少なくすることで洪水による被害を軽減させるのです。
今回は雨雲の動きが遅かったので、長時間雨が降り続きました。特に9月6日の早朝4時から5時には時間雨量20mmの強い雨が降り、ダムに流れ込んできた水量は毎秒約530m3になりました。これは昭和56年水害の時に次ぐ水量で、この時には目の前のダムの水位が1時間毎に1m近く上がっていき、ハラハラしましたが、その後、雨が収束してくれて、ほっとしました。 今回の大雨で豊平峡ダムでは約1,430万m3(札幌ドーム約9個分)の水を貯め、下流河川の水位を低下させることができました。下流にも大きな被害がなく本当に安心しました。
このような大雨の時、私たちダム管理支所の職員は河川の水位を低減させるため、防災操作を24時間体制で行います。ダムに流れ込んでくる水の一部を貯め込み、下流に放流する水を少なくすることで洪水による被害を軽減させるのです。
今回は雨雲の動きが遅かったので、長時間雨が降り続きました。特に9月6日の早朝4時から5時には時間雨量20mmの強い雨が降り、ダムに流れ込んできた水量は毎秒約530m3になりました。これは昭和56年水害の時に次ぐ水量で、この時には目の前のダムの水位が1時間毎に1m近く上がっていき、ハラハラしましたが、その後、雨が収束してくれて、ほっとしました。 今回の大雨で豊平峡ダムでは約1,430万m3(札幌ドーム約9個分)の水を貯め、下流河川の水位を低下させることができました。下流にも大きな被害がなく本当に安心しました。
- 豊平峡ダムと定山渓ダムの2つのダムでの防災操作によって、豊平川の雁来(かりき)水位観測所(北13条大橋)付近の水位をおおむね2m程度低減させたと想定されます