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WEB広報誌 かいはつグラフ2011.9 浸水被害を未然に防げ

浸水被害を未然に防げ 音更川堤防の一部流出の応急復旧

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 9月7日朝、当部の職員が音更川で一部流出している堤防を発見したとの通報が帯広河川事務所に入りました。 このまま浸食が進み堤防が決壊すると、付近の民地や農地に被害がでてしまいます。堤防と農地が近接しているため、状況はとても緊迫していました。
 堤防の浸食が進むのを防ぐために、直ちに根固めブロックを積む作業を行い、それと平行して、堤防の決壊という最悪のケースも想定し、仮堤防を作る応急復旧工事にとりかかることにしました。
 7日は夜半まで雨が降り続き、川の水位も高く、河畔林が音を立てて流されていく様子に恐ろしささえ感じました。そんななか、応急復旧を進めるための工法を決め、早急に工事を進めなくてはなりません。迅速かつ安全に工事を進めるための工法を防災エキスパート、災害協定を結んでいる施工業者、そして私たち職員とで夜を徹して話し合いました。
 通常、仮堤防の工事には一週間程度の日数がかかりますが、まだ台風シーズンでもあり、今後また大雨が降ることも予想されましたので、一日も早い完成を目指し、夜間も照明車を出して24時間体制で工事を進めました。9月13日の夜半に工事が終了したときには、本当にほっとしました。仮堤防ができたことで堤防決壊の恐れは軽減されましたが、今後は本復旧に向けた取組みを進めて行きます。
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 音更川の堤防の一部流出が見つかったとの連絡を受け、朝8時30分、現場に急行しました。
 堤防の状況や川の水位を見て、これは堤防の決壊の恐れがあると直感しました。すぐに事務所長から音更町長にホットラインで連絡を入れ、音更町では直ちに近隣の住民の方々に避難勧告、避難指示を行っています。
 災害時は一刻も早い避難が命を左右することがあります。私たちがもっている情報をいち早く、そして確実に自治体に提供することがとても大切です。自治体のみなさんとは毎年訓練を行っていますが、今回の大雨で日頃からの連絡体制の確認が重要だということをあらためて実感しました。

お問合せ先

開発監理部 広報室

電話番号:011-709-2311 ファクシミリ:011-709-8995


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