WEB広報誌 かいはつグラフ2011冬休み自由研究号 流氷による被害 こたえ
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流氷による被害 こたえ
こたえは(2)流氷をとめるです。
サロマ湖では、湖でホタテやカキ養殖(ようしょく)が行われています。
養殖(ようしょく)とは、魚や貝などを人工的(じんこうてき)に育てることです。
サロマ湖では、ホタテやカキを養殖(ようしょく)するために、稚貝(ちがい=こどもの貝)をひもにつるす施設(しせつ)がいっぱいあります。こうした施設(しせつ)で何年もかけて、漁師さんたちが大切にホタテやカキを育てています。
養殖(ようしょく)とは、魚や貝などを人工的(じんこうてき)に育てることです。
サロマ湖では、ホタテやカキを養殖(ようしょく)するために、稚貝(ちがい=こどもの貝)をひもにつるす施設(しせつ)がいっぱいあります。こうした施設(しせつ)で何年もかけて、漁師さんたちが大切にホタテやカキを育てています。
ところが、サロマ湖はオホーツク海とつながっているため、冬になると、流氷が湖のなかに流れこんできて、漁船や養殖(ようしょく)のための施設(しせつ)がこわれてしまうことがありました。
とくに、1974年(昭和49年)には、たくさんの流氷が湖のなかに流れこんで、たいへんな被害(ひがい)がでたのでした。
とくに、1974年(昭和49年)には、たくさんの流氷が湖のなかに流れこんで、たいへんな被害(ひがい)がでたのでした。
そこで、北海道開発局(ほっかいどうかいはつきょく)では、養殖施設(ようしょくしせつ)を守るため、湖の入り口にあるサロマ湖漁港にロープと大きな網(あみ)でできた「アイスブーム」とよばれる施設(しせつ)をつくることにしたのです。
「アイスブーム」は世界でも他に例(れい)のない、とてもめずらしいものです。
この「アイスブーム」が湖に流れこんでくる流氷をキャッチ!
これで、漁師さんたちが安心してホタテやカキの養殖を行うことができるようになりました。
「アイスブーム」は世界でも他に例(れい)のない、とてもめずらしいものです。
この「アイスブーム」が湖に流れこんでくる流氷をキャッチ!
これで、漁師さんたちが安心してホタテやカキの養殖を行うことができるようになりました。
このアイスブームができてから、サロマ湖では漁船やホタテ・カキの養殖施設(ようしょくしせつ)への流氷による被害(ひがい)がなくなりました。
その後、北海道開発局(ほっかいどうかいはつきょく)では、サロマ湖のとなりにある湖、能取湖(のとろこ)でも、「アイスブーム」を整備(せいび)しました。
その後、北海道開発局(ほっかいどうかいはつきょく)では、サロマ湖のとなりにある湖、能取湖(のとろこ)でも、「アイスブーム」を整備(せいび)しました。