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空港 Q3

Q3:釧路空港は霧に強い空港に生まれ変わったと聞きますが何故ですか。

A3:  夏場特に多く発生する釧路特有の霧の影響により、航空機の欠航が相次ぎこの霧をどのように克服するかが長年の課題でしたが、平成7年10月、釧路空港はCAT-IIIaの供用開始により、霧に強い空港に生まれ変わりました。
lCAO(国際民間航空機関により制定)
カテゴリー
(CATEGORY)
着陸最低運航条件
(LANDING MINIMA)
決心高
(DH)
滑走路視距離
(RVR)
I

II
IIIa
IIIb
IIIc
60m以上

30m以上
0m以上
0m以上
0m以上
※800m以上
(600m以上)
400m以上
200m以上
50m以上
0m以上
 ILS進入(着陸援助施設)方式は、右の表のように大別して三種類のカテゴリーに分類され、カテゴリーが高く(数字が大きくなる)なる程そのシステムの高い信頼性が要求され、視界の悪い場合でも着陸できる確率が高くなります。

 霧の影響の多い釧路空港において、従来のCAT-I運用では限界がありました。それは概念図のように着陸最低気象条件が決心高60m以上、滑走路視距離600m以上と定められていたことにより、これを満たした気象条件でなければ航空機の着陸は困難でした。しかし、CAT一IIIa運用においては着陸最低気象条件が大幅に改善され、高い就航率が期待できるようになりました。
 また、釧路空港ではCATⅢa運用の実績を積み重ね、平成18年4月よりCATⅢbによる運用を行っております。

 ちなみに、全国でCATⅢbが運用されている空港は、新千歳空港、青森空港、成田国際空港、中部国際空港、広島空港、熊本空港、そして釧路空港の計7空港だけです。

  • 進入方式概念図


お問合せ先

港湾空港部 空港・防災課 防災情報係

  • 電話番号:011-709-2311(内線5630)
  • ファクシミリ:011-709-2147

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