空港 Q3
Q3:釧路空港は霧に強い空港に生まれ変わったと聞きますが何故ですか。
A3: | 夏場特に多く発生する釧路特有の霧の影響により、航空機の欠航が相次ぎこの霧をどのように克服するかが長年の課題でしたが、平成7年10月、釧路空港はCAT-IIIaの供用開始により、霧に強い空港に生まれ変わりました。
霧の影響の多い釧路空港において、従来のCAT-I運用では限界がありました。それは概念図のように着陸最低気象条件が決心高60m以上、滑走路視距離600m以上と定められていたことにより、これを満たした気象条件でなければ航空機の着陸は困難でした。しかし、CAT一IIIa運用においては着陸最低気象条件が大幅に改善され、高い就航率が期待できるようになりました。 ちなみに、全国でCATⅢbが運用されている空港は、新千歳空港、青森空港、成田国際空港、中部国際空港、広島空港、熊本空港、そして釧路空港の計7空港だけです。 |