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WEB広報誌 かいはつグラフ2014.9 しごと最前線

しごと最前線

  • 環境担当者写真 地道な活動で釧路の自然環境の保全を

    釧路開発建設部治水課 環境担当  西村 加奈

  • しごと最前線ロゴ
 私が今年の4月から働いている釧路開発建設部治水課では、地域との連携・協働により釧路湿原を保全、再生する事業を進めています。
 釧路湿原は、貴重で素晴らしい自然が多く残されている日本最大の湿原ですが、かつてはヨシが優占していた所がハンノキに変わるなど自然環境の急激な変化が現れており、行政や市民団体などの幅広い主体が釧路湿原自然再生の取組を行っています。

 その中で私は、釧路湿原の良好な河川環境づくりに貢献するボランティア活動である「釧路湿原川レンジャー」と、釧路湿原を訪れる観光客や地元の方に湿原の自然環境や自然再生の取組についてボランティアで解説活動を行っている「くしろ自然再生解説員」の事務局としての仕事等をしています。
第1回釧路湿原川レンジャー学習会
第1回釧路湿原川レンジャー学習会にて植樹後の記念撮影

~一人10本植樹しました~

 「釧路湿原川レンジャー」の活動は、主に観察活動と学習活動の二つです。6月に今年度第1回目の学習活動として、釧路湿原の堤防に在来種の樹木を植樹する「花咲じいさんプロジェクト」への参加と、環境省の方を講師に迎えて釧路湿原の外来生物の学習を行いました。このような川レンジャーの学習活動は今年度あと4回予定されています。
くしろ自然再生解説員の活動の様子

「くしろ自然再生解説員」の活動の様子(細岡展望台)

 「くしろ自然再生解説員」に関する仕事は、解説員の日程調整や必要な資料の用意等、解説員の皆さんの活動をサポートすることです。この解説員の活動もボランティアであり、解説員が少人数ということもあって活動できる日が限られますが、この活動が今後も継続されるように、できるだけサポートしていきたいと思います。
 その他、一般の方から参加者を募集して行う自然再生事業の現地見学会も3回予定しています。また、今年度は釧路開発建設部管内で初めて行われた旅行会社主催の公共施設見学ツアーで「釧路湿原 旧川復元茅沼地区」へ一般の方をご案内する機会もありました。
 入局以来、総務課・経理課・契約課など内部事務の経験しか無かったので、こうして現場に行くことや、地域の方と仕事を通して交流を持つということは、とても新鮮に感じています。
 川レンジャーの学習会も現地見学会も定員は設けていますが、出来るだけ沢山の方に参加していただけるように、内容の工夫や広報活動に努めていきたいと思います。
 地道な活動かと思いますが、こうした活動によって、釧路湿原自然再生事業を少しでも多くの方に知っていただくこと、そして、そのことが釧路湿原の自然再生や保全に興味を持ち、様々な取り組みに参加する方が増えることに繋がっていくと良いと思います。
 河川の仕事は初めてで専門的なことは何もわからず、色々な人に助けてもらいながらですが、地元の豊かな自然環境を守る仕事に携わることができて、嬉しく思います。

お問合せ先

開発監理部 広報室

  • 電話番号:011-709-2311
  • ファクシミリ:011-709-8995

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