霧多布港 (きりたっぷこう)
ページ内目次
霧多布港 (きりたっぷこう)
港格
地方港湾
港湾管理者
霧多布港の概要
霧多布港は釧路市と根室市のほぼ中間に位置する地方港湾で、浜中町とその周辺地域の諸活動を支援する基盤としての役割を果たしている。
本港は昭和22年以降、豊富な漁場を有する道東太平洋の水産基地や背後生活圏の物流基地として整備が進められ、昭和63年度には浜中湾側に加えて琵琶瀬湾側の整備にも着手した。
また、当該地域は過去に多くの大規模地震・津波災害が発生しているため、港湾整備事業と海岸整備事業とが連携した防災対策も重点的に進められており、平成13年には水門や陸閘の開閉を一元的に操作できる「津浪防災ステーション」が完成、平成15年9月発生の十勝沖地震津波や平成23年3月発生の東北地方太平洋沖地震津波では、地域住民の生命・財産の安全確保に大きな役割を果たした。
さらに浜中町では、霧多布湿原などの観光資源を活用した地域活性化にも取り組んでおり、それらを進める上でも本港の有する機能が重要視されている。
本港は昭和22年以降、豊富な漁場を有する道東太平洋の水産基地や背後生活圏の物流基地として整備が進められ、昭和63年度には浜中湾側に加えて琵琶瀬湾側の整備にも着手した。
また、当該地域は過去に多くの大規模地震・津波災害が発生しているため、港湾整備事業と海岸整備事業とが連携した防災対策も重点的に進められており、平成13年には水門や陸閘の開閉を一元的に操作できる「津浪防災ステーション」が完成、平成15年9月発生の十勝沖地震津波や平成23年3月発生の東北地方太平洋沖地震津波では、地域住民の生命・財産の安全確保に大きな役割を果たした。
さらに浜中町では、霧多布湿原などの観光資源を活用した地域活性化にも取り組んでおり、それらを進める上でも本港の有する機能が重要視されている。
霧多布港の沿革
- 昭和22年 霧多布港築設着手
- 昭和24年 地方港湾の指定(4月15日)
- 昭和28年 港湾区域設定 浜中町が港湾管理者となる
- 昭和31年 公有水面埋立法に基づく乙号港湾に指定
- 昭和46年 港則法の適用港湾となる 臨港地区の指定
- 昭和60年 港湾区域の変更
- 昭和63年 琵琶瀬湾整備に着手
- 平成13年 津波防災ステーション完成・稼働開始
- 平成19年 津波防災マップ作成
- 平成28年 津波防災ステーション機器更新(3月)
- 令和3年 浜中町新庁舎(高台)へ移転(1月)、防潮堤嵩上げ改良完了(3月)
取扱貨物量
(単位:千トン)
区分 |
令和2年
取扱貨物量
|
令和3年 |
R3/R2対
前年比
|
||
取扱貨物量 | 主要品種名 | ||||
内貨 | 移出 | 28 | 22 | その他製造工業品、水、重油 | 0.79 |
移入 | 16 | 13 | 水産品、その他製造工業品、輸送用容器 | 0.83 | |
計 | 44 | 35 | 0.80 | ||
合計 | 44 | 35 | 0.80 |
北海道開発局港湾計画課調べ