新千歳空港
新千歳空港
北海道と世界を結ぶゲートウェイ
新千歳空港は、2本の3,000m滑走路により年間13万回の離発着が行われ、年間乗降客数は東京国際空港に次ぐ全国2位の1,523万人(令和4年)であり、国内航空路線の基幹空港として、また北海道における国際航空の拠点として利用されています。近年、中国、韓国、台湾を中心とするアジア圏観光客を中心に、北海道観光の人気が高まり国際線の利用者が大幅に増加したことから、国際線旅客数は令和元年には387万人と過去最高を記録しました。こうした需要の高まりに合わせ、新たに国際線専用ターミナル等を拡張整備し、国際線利用者の急速な増加に伴う施設の混雑の解消を目的とした「新千歳空港国際線ターミナル地域再編事業」として令和2年3月に全面供用しました。その後の新型コロナウイルス感染症の影響拡大で特に国際線の利用は急激に落ち込みましたが、現在はコロナ禍の影響も薄れ、急速に需要回復してきています。
〈アクセス〉
空港とその周辺の情勢
新千歳空港は、千歳・苫小牧両市の境に位置し、背後には北海道における経済文化の中心地であり、人口約196万人(北海道全人口の約4割)を抱える政令指定都市・札幌市があります。空港周辺は支笏洞爺国立公園やラムサール条約に登録されているウトナイ湖などが広がる自然環境豊かな地域であるとともに、空港と道内各地を結ぶ高速道路や鉄道などのアクセスも充実し、道内観光の拠点となっています。さらに、千歳市周辺から国際拠点港湾苫小牧港を有する苫小牧市にかけては、北海道を代表とする産業集積拠点であり、空港近傍で新たに次世代半導体工場の建設が開始されるなど、新千歳空港は旅客のみならず、物流においても活用が期待されます。
空港関連情報
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北海道開発局において、空港整備を担当しています。
空港を管理しています。
空港の運営、ターミナルビルを管理・運営しています。