札幌飛行場(丘珠空港)
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札幌飛行場(丘珠空港)
道内外航空のネットワークの拠点
札幌飛行場(通称:丘珠空港)は北海道の中心都市・札幌の市内北東部、市内中心部から約6㎞に位置しています。防衛省が設置管理する共用空港であり、昭和36年に公共用飛行場の指定を受けて、民間航空と陸上自衛隊が共用で利用しています。平成15年5月のYS-11型機の退役に伴い、後継機に対応するため平成16年3月から滑走路1,500m×45mとして供用を開始し、平成17年度には冬期における旅客利便性、安全性向上のため、エプロンに全国初の歩行者用ロードヒーティングを整備しました。現在、札幌飛行場(丘珠空港)からは道内外の主要都市や離島との間の路線網の他、平成28年6月から(株)フジドリームエアラインズが丘珠と静岡を結ぶ路線を開設し、その後も松本線、名古屋(小牧)線と就航路線が拡充したことで、さらに利便性が高まりました。また、北海道内で活躍する事業用小型機の常駐飛行場としても幅広く利用されており、ビジネスや観光利用、防災や医療を支える重要な役割を担っています。
令和2年度からは新型コロナウイルス感染症の影響拡大により空港利用者は急激に落ち込みましたが、コロナ禍前の年間乗降客数28万人(令和元年)に対し、令和4年には29万人となり、コロナ禍前を上回る利用となりました。
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空港とその周辺の情勢
札幌飛行場(丘珠空港)は北海道の政治、経済、文化の中心である札幌市中心部に極めて近い場所に位置し、北海道内外ネットワークの拠点として、その利便性からビジネス客にも多く利用されています。この点において道外や海外を結ぶネットワークの拠点となっている新千歳空港とは、どちらも札幌圏を背後とする空港でありながら、その機能や役割が異なったものとなっています。札幌飛行場(丘珠空港)は防災、消防、警察のヘリコプターが常駐する防災、救難の拠点基地としての役割を果たしているほか、道内唯一の事業用航空機が常駐する空港として、測量、報道、病害虫駆除、遊覧飛行の基地として幅広く利用されています。また、札幌市が令和4年11月に滑走路の延伸をベースとした「丘珠空港の将来像」を公表したことをうけ、国土交通省においても丘珠空港の今後のあり方について検討を進めています。
空港関連情報
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北海道開発局において、空港整備を担当しています。
空港を管理しています。
ターミナルビルを管理・運営しています。