道路施策の進め方 活力
活力
広域分散型社会に対応した活力ある社会基盤づくり
交流を支える基幹ネットワークの整備
高規格幹線道路・地域高規格道路の整備を進め、暮らしと産業に欠かせない「移動に要する時間」を短縮し、行動範囲の拡大と地域間の連携を強化しています。
例えば、北海道横断自動車道を整備しています
北海道開発局では、札幌~釧路間の早期整備に向け、NEXCO東日本と連携して北海道横断自動車道の整備を進めており、将来、高速ネットワークが完成すると、さらに約1時間50分の短縮が見込めます。
※平成19年度には、この内、トマムIC~十勝清水IC間(NEXCO東日本所管)が供用し、急峻な地形と過酷な 気象条件下にある日勝峠(標高約1,020m)を回避することができました。
※平成19年度には、この内、トマムIC~十勝清水IC間(NEXCO東日本所管)が供用し、急峻な地形と過酷な 気象条件下にある日勝峠(標高約1,020m)を回避することができました。
円滑なモビリティの確保
交差点改良や拡幅整備など、総合的な渋滞対策を実施し、円滑なモビリティの向上を図っています。
ハード・ソフトの両面から渋滞対策を実施しています
・函館市豊川交差点での電停の 移設による混雑緩和
電停の位置を移設したことで、交差点手前の道路幅が拡がり、右折車があっても直進車線が確保され、スムーズに走行できるようになりました。
電停の位置を移設したことで、交差点手前の道路幅が拡がり、右折車があっても直進車線が確保され、スムーズに走行できるようになりました。
・旭山動物園案内標識の整備による渋滞緩和
観光施設等へ迷わず行けるように、案内標識を設置しています。
観光施設等へ迷わず行けるように、案内標識を設置しています。
効率的な道路ストック管理の実施
戦略的な道路管理手法の確立
今後、道路ストックは急速に高齢化し、例えば、建設後50年以上経過した橋梁の全橋梁に対する割合は、現在の4%が20年後には59%と大幅に増加し、適切な修繕を行わなければ架替えなど近い将来大きな負担が生じます。特に、自然・交通条件の厳しい地域の橋梁では塩害、疲労等による重大な損傷に対して早急な対応が必要となっています。