北海道の砂防事業
北海道の砂防事業
北海道開発局では、土砂災害等による被害を軽減するために、砂防えん堤などの整備を行っています。
大雨や長雨により山が崩れ、大量の土砂が一気に押し流される土石流は、流域の住民に大きな被害をもたらします。この土石流から人々の命と財産を守るために、北海道開発局は道内各地で砂防事業を進めています。
砂防事業には「通常砂防事業」と「火山砂防事業」があります。「通常砂防事業」は、豪雨などによって引き起こされる土砂災害を防ぐためのものです。一方、「火山砂防事業」は、火山の噴火による火砕流や泥流などの被害を防ぎます。
現在、通常砂防事業は、石狩川水系上流域と豊平川、十勝川水系札内川の流域で進めています。また、火山砂防事業は、十勝岳と樽前山の2つの地域で進めています。これらの事業では、砂防堰堤や遊砂地、床固工群、砂防林などの施設整備と共に、土石流を関知するセンサーや監視カメラを設置し、観測体制の強化を推進しています。
大雨や長雨により山が崩れ、大量の土砂が一気に押し流される土石流は、流域の住民に大きな被害をもたらします。この土石流から人々の命と財産を守るために、北海道開発局は道内各地で砂防事業を進めています。
砂防事業には「通常砂防事業」と「火山砂防事業」があります。「通常砂防事業」は、豪雨などによって引き起こされる土砂災害を防ぐためのものです。一方、「火山砂防事業」は、火山の噴火による火砕流や泥流などの被害を防ぎます。
現在、通常砂防事業は、石狩川水系上流域と豊平川、十勝川水系札内川の流域で進めています。また、火山砂防事業は、十勝岳と樽前山の2つの地域で進めています。これらの事業では、砂防堰堤や遊砂地、床固工群、砂防林などの施設整備と共に、土石流を関知するセンサーや監視カメラを設置し、観測体制の強化を推進しています。
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大正15年5月十勝岳泥流災害 火山泥流に埋没した村
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昭和63年十勝岳噴火による火砕流発生の様子
