水産課のしごと -漁港の種類-
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水産課のしごと -漁港の種類-

北海道周辺は、北方に広く展開する大陸棚及び沖合には北見大和堆、武蔵堆など好漁場を擁しており、海面漁業・養殖業生産量は全国の約2割を占めており、北海道は、日本の食料自給率を支える重要な役割を担っています。
漁港の種類
北海道には243の漁港(R6.4.1)があり、漁船の利用範囲によって、第1種から第4種までの漁港に分類されています。
第1種漁港 その利用範囲が地元の漁業を主とするもの |
全国 2,037港 北海道 167港 |
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第2種漁港 その利用範囲が第1種漁港より広く、第3種漁港に属しないもの |
全国 524港 北海道 38港 |
第3種漁港 その利用範囲が全国的なもの |
全国 114港(このうち特定第3種13港)
北海道 18港 |
第4種漁港
離島やその他辺地にあって漁場の開発、漁船の避難上特に必要なもの |
全国 99港 北海道 20港 |
(指定漁港数:令和6年4月1日現在)
【漁港の整備について】
○国が整備する漁港
北海道開発局は、国で漁港整備を行う全国唯一の機関であり、北海道の第3種漁港と第4種漁港の漁港施設のうち、外郭施設(防波堤)、係留施設(岸壁・船揚場)、水域施設(泊地・航路)、輸送施設(道路)、漁港施設用地(用地)の整備を行っています。
○北海道が整備する漁港
北海道は第1種漁港、第2種漁港の整備を実施しています。
【漁港の維持管理について】
北海道内の漁港は北海道が管理者となっており、北海道開発局が整備した漁港施設は、北海道に管理委託がなされ、維持管理が行われています。