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沙流川水系河川整備計画[変更](原案)についての説明及び意見聴取会(門別町)

説明および意見聴取会

説明の様子
      日 時: 平成17年12月17日(土曜日) 
                              10:30~12:10
      会 場: 門別町中央公民館
一般聴取 参加人数: 38人
 意見公述希望者数: 3人
   意見公述人数: 3人
 
議事次第
  1.開会
  2.開催趣旨  
  3.議事
    (1)沙流川水系河川整備計画の変更について
    (2)意見の公述
  4.閉会

意見要旨及び見解

意見聴取会の開催案内について
(意 見)
 「沙流川水系河川整備計画[変更](原案)についての説明及び意見聴取会」の開催案内を早く広く周知すべきだったのではないか?
(見 解)
 開催案内をマスコミ各社に周知するとともに、役場及び出先事務所に開催案内のチラシを配布している。また、機会ごとに説明・意見聴取会を開催する旨、周知している。
河道掘削
(意 見)
 河口から3キロメートル付近はどのような掘削形状となるのか?
(見 解)
 資料3の47ページに示す掘削形状と同様に考えている。実施にあたっては、生物・河川工学・関係者の意見を伺い決定する。
(意 見)
  河口から3キロメートル付近には、沙流川橋などがあり、また、親水公園があるが、掘削可能なのか?  
 (見 解) 
  沙流川橋については、改築は不要と考えているが道路管理者と協議を行い決定する。シシャモ産卵床の保全を考えた場合、親水公園については、一部掘削をしなければならないと考えている。関係機関と協議し進めて行きたい。
目標流量
(意 見)
  平成15年台風10号時は、たまたま、雨が夜半に止んだが、雨が降り続けた場合、河川整備基本方針の基本高水流量6,600立方メートル/秒は、小さいのではないか? 
 (見 解) 
 基本高水流量は、100年に1回生じる確率で生じる洪水量から算定しており、同種・同規模の河川と同様な安全度を有している。
  
 (意 見)
  河川整備計画[変更](原案)の目標流量は、平成15年台風10号時の実績流量6,100立方メートル/秒となっている。開発局の以前の資料では、6,400立方メートル/秒となっているが違いは何か? 
 (見 解) 
 6,400立方メートル/秒は速報値である。二風谷ダムで出水時に観測値として記録されたものが6,400立方メートル/秒であるが、貯水池の震動であるセイシュの影響を受けている。この影響を取り除くと、6,100立方メートル/秒となる。
  
 (意 見)
  沙流川橋での平成15年台風10号時のピーク流量を教えてほしい。 
 (見 解) 
 パンフレット「沙流川 平成15年8月台風10号洪水について」の3ページで説明。ピーク流量5,277立方メートル/秒
ダ ム
(意 見)
 平成15年台風10号時、二風谷ダムのオリフィスゲートは7門中1門が補修中であった。また、オリフィスゲート前面に土砂が詰まっていたようだが、今後さらに計画堆砂量を増やすとゲート操作に影響は無いか?
(見 解)
 オリフィスゲートは、7門中6門で洪水に対応できるように、当初から設計されており、また、測量結果からオリフィスゲートに土砂は堆積しておらず、問題はない。
 
(意 見)
 門別町議会の意見書でも記載されていたように、小規模な発電を止め洪水調節専用にすべきではないか?
(見 解)
 二風谷ダムの発電所により、門別町の全世帯がまかなえる発電を行っており、地域のため必要なものと考えている。
 
(意 見)
 平取ダムが出来るまでは富川地区の安全性を早急にあげるため、二風谷ダムを洪水調節専用とすべきではないか?
(見 解)
 夏期は、二風谷ダムは洪水調節専用とする。平成15年台風10号洪水をふまえ、現在、事前放流をし二風谷ダムの洪水調節能力を上げる取り組みも実施しているところ。
 
(意 見)
 二風谷ダムは、夏期洪水調節専用と聞いたが、発電は行わないのか?
(見 解)
 発電は引き続き実施する予定。常時は水面を確保するが、洪水前に貯水位を下げ、洪水調節能力を向上させる。現在取り組んでいる事前放流を強化する考えである。
河川整備計画の今後について
(意 見)
 河川整備計画が平成14年に策定され、1年後の平成15年台風10号により変更せざるを得ないことは残念である。今後も、変更があるのか?
(見 解)
 河川管理者としては、生じた事象に対して適切に対処することが基本と考えている。今後も、河川管理者として変更しなけばならないと考えた場合は、必要な手続きを経て変更を行う。
地域との連携
(意 見)
 富川地区住民の開発局に対する不信は根深い。どのように、不信を払拭し、連携を深めていくのか?
(見 解)
 地域住民との連携なくして、地域の防災力を高めることは不可欠と考えている。地域との対話が不可欠と認識しており、現在「豊かで安全な沙流川流域未来をつくる会」の取り組みがなされており、積極的に支援を行っていきたい。
 
(意 見)
 門別町議会において、沙流川の治水に関する意見書を提出したが、回答や説明がない。どのように考えているのか?
(見 解)
 4項目の治水に関する意見を頂いている。現時点で回答しても、今後の予定、検討中との説明となる。河川整備計画の策定により、この意見についてはこのように対処した。あるいは、引き続き検討していくとご説明したいと考えている。このため、河川整備計画策定後、説明させて頂く。
 
※意見要旨及び見解は、河川管理者の責任において取りまとめております。


お問合せ先

治水課

  • 住所:室蘭市入江町1番地14
  • 電話番号:0143-25-7045

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