樽前山渓流環境整備計画(案)
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樽前山渓流環境整備計画(案)
はじめに
樽前山は9,000年前から大噴火を繰り返しており、火山専門家によれば「いつ噴火してもおかしくない」状況であるといわれています。
樽前山が噴火すると、約15kmの至近距離に位置する苫小牧市に大きな影響を及ぼすことが懸念されてます。火山泥流に対応した防災整備を行い、人命・財産を守ることが重要となり、平成6年度より火山砂防事業に着手し、それに相応した「樽前山渓流環境整備計画」を策定しました。
樽前山が噴火すると、約15kmの至近距離に位置する苫小牧市に大きな影響を及ぼすことが懸念されてます。火山泥流に対応した防災整備を行い、人命・財産を守ることが重要となり、平成6年度より火山砂防事業に着手し、それに相応した「樽前山渓流環境整備計画」を策定しました。
本計画は、樽前山とその渓流が郷土のシンボルとして校歌にも謳われ、精神文化のよりどころとなり、自然と優れた景観に恵まれ、生息する動植物を豊かにし、人々の生活を支えていることから、自然特性、社会特性および防災特性と将来の動向をふまえ、渓流環境を保全するために長期的視野に立って進めたものです。
その内容は基本理念とそれをふまえた整備方針により構成され、火山砂防事業を進めるに当たって自然環境の配慮事項に対する整備方針について、北海道開発局が「樽前山渓流環境整備計画検討委員会」を設置して策定したものです。