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新桂沢ダムにはどんな設備があるの?

質問9.新桂沢ダムにはどんな設備があるの?

回答
 新桂沢ダムの設備は主に、(1)取水設備、(2)水道専用取水設備、(3)第1常用洪水吐き、(4)第2常用洪水吐き、(5)非常用洪水吐き、(6)放流設備、(7)管理棟があります。

(1)取水設備
 生活に必要な水や農業、工業、発電用の水、川の環境を維持するために取水する設備です。

(2)水道専用取水設備
 生活に必要な水のみを取水するための設備です。導水管は浄水場につながっています。

(3)常用洪水吐き
 洪水の一部をダムに貯留するために用いられる設備です。
 この洪水吐により洪水を絞り込むことで、自然に洪水を調節します。
 新桂沢ダムでは全部で3門あり、中央の1門は両脇の2門より低い位置にありローラーゲートが設置されています。
 このゲートは夏場の洪水が多い時期に開けて洪水調節容量を増やします。 

(4)非常用洪水吐き 
 異常気象などにより、計画よりも大きな洪水が来た場合でも洪水を安全に流下させるために用いられる設備です。
 頂部に設置された14門より越水することで、ダムに流入してくる洪水と同量まで放流量を増やします。
 
(5)放流設備
 農業や工業、川の環境を維持するための水を放流しています。また、緊急にダム湖の水を低下させる場合にも使用します。

(6)管理棟
 ダムに流れ込む水の量や、放流している量を監視し、その量を調節する操作盤があります。
  • 新桂沢ダム設備イメージ図

お問合せ先

幾春別川ダム建設事業所

  • 住所: 三笠市幾春別山手町91-1
  • 電話番号: 01267-6-7101

最終更新日:2021年08月27日


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