三笠ぽんべつダムにはどんな設備があるの?
質問10.三笠ぽんべつダムにはどんな設備があるの?
回答
三笠ぽんべつダムの設備は主に、(1)常用洪水吐き、(2)非常用洪水吐き、(3)排砂路があります。
三笠ぽんべつダムの設備は主に、(1)常用洪水吐き、(2)非常用洪水吐き、(3)排砂路があります。
(1)常用洪水吐き
洪水の一部をダムに貯留するために用いられる設備です。
洪水調節のためのゲート等はついていないため、通常時は水を貯めずに普通の川の状態を維持しますが、洪水が来た場合には、この洪水吐により洪水を絞り込むことで、自然に洪水を調節します。
洪水調節のためのゲート等はついていないため、通常時は水を貯めずに普通の川の状態を維持しますが、洪水が来た場合には、この洪水吐により洪水を絞り込むことで、自然に洪水を調節します。
(2)非常用洪水吐き
異常気象などにより、計画よりも大きな洪水が来た場合でも洪水を安全に流下させるために用いられる設備です。
ダム上部に設置された4門より越水することで、ダムに流入してくる洪水と同量まで放流量を増やします。
ダム上部に設置された4門より越水することで、ダムに流入してくる洪水と同量まで放流量を増やします。
(3)排砂路
ダムに溜まった土砂や石を流すための設備です。
ダムに土砂などが溜まっていくと、ゲートが埋まってしまうなど、洪水の時に安全に洪水を流すことが出来なくります。
そのため、夏場はゲートを閉めて洪水に備え、冬から春にかけてゲートを開けて夏場に溜まった土砂や石を川の水と一緒に流します。
ダムに土砂などが溜まっていくと、ゲートが埋まってしまうなど、洪水の時に安全に洪水を流すことが出来なくります。
そのため、夏場はゲートを閉めて洪水に備え、冬から春にかけてゲートを開けて夏場に溜まった土砂や石を川の水と一緒に流します。