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泥炭地ってなに?

泥炭地ってなに?

気温が低く植物が完全に分解されずにできた土を泥炭といいます。泥炭が積み重なってできた土地を泥炭地といいます。
泥炭はとても多くの水分を含み、重い物が載ったり、乾燥したりすると沈下してしまう性質があります。
また、とても軟弱で崩れやすいやっかいな土です。石狩川下流域の開発は、この泥炭地との長い戦いの歴史でもありました。
  • 地域の泥炭土 地域の泥炭土
  • 周囲の泥炭地盤が沈下し、通れなくなった耕作橋 周囲の泥炭地盤が沈下し、通れなくなった耕作橋
  • 耕作橋を近くからみたところ 耕作橋を近くからみたところ
篠津幹線用排水路(通称:篠津運河)も泥炭でできているため、工事が始まった昭和26年から掘っては崩れ、掘っては崩れの繰り返しで、大変な苦労をして完成しました。
月日の経過により、湿地に強い草木が生えて落ち着いたように見えますが、まだ、運河の水位の低いときは乾燥収縮を起こしていますし、冬は土が凍結・膨張して、これに水を含むと法面(のりめん)が崩れてしまうことがあります。
  • 篠津幹線用排水路(篠津運河) 篠津幹線用排水路(篠津運河)
  • 水路法面の崩落状況 乾燥収縮により亀甲状の泥炭土

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札幌北農業事務所

  • 住所:〒067-0071 江別市萩ヶ岡1番地5 北海道信用金庫江別ビル
  • 電話番号:011-391-0590

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