「北空知」川づくり懇談会ニュース 創刊
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「北空知」川づくり懇談会ニュース 創刊
平成15年6月18日、第1回「北空知」川づくり懇談会を開催しました
第1回 「北空知」川づくり懇談会を、以下のとおり開催しました。
- 日時:平成15年6月18日(水曜日) 10:00~12:00
- 場所:妹背牛公民館 2F 大会議室
当日は、委員20名(代理出席2人含む)が出席しました。第1回目ということで、北空知河川事業所長からの挨拶のあと、「北空知」川づくり懇談会の設立主旨について説明し、規約や運営方法などについて承諾いただきました。また、座長として北空知河川事業所の長南道雄所長が選出されました。
その後、事務局から「石狩川・雨竜川の現況」についての説明を行い、各委員に石狩川・雨竜川に対する思いを発表していただきました。
その後、事務局から「石狩川・雨竜川の現況」についての説明を行い、各委員に石狩川・雨竜川に対する思いを発表していただきました。
『北空知』川づくり懇談会とは
『北空知』川づくり懇談会(以下、「懇談会」という)は、北海道開発局石狩川開発建設部北空知河川事業所が、地域の代表者と河川管理者・行政との、川づくりや、川を軸とした地域発展、地域連携に関する意見交換の場として設立するものです。
懇談会の委員は、石狩川・雨竜川を舞台に活動している団体等の代表、流域内の自治体等の代表、北空知河川事業所をはじめとした河川管理者などで構成される地域の方々の合計20名です。
平成15年度には4回の開催を予定し、来年度以降も継続して開催する予定です。
第2回目の懇談会は、7月上旬に委員を対象とした現地見学会を開催する予定です。第3回目以降の懇談会は、一般の方も傍聴できます。
また、議論の内容はニューズレターやホームページなどを活用して、広く公表していくことが決まりました。
懇談会の委員は、石狩川・雨竜川を舞台に活動している団体等の代表、流域内の自治体等の代表、北空知河川事業所をはじめとした河川管理者などで構成される地域の方々の合計20名です。
平成15年度には4回の開催を予定し、来年度以降も継続して開催する予定です。
第2回目の懇談会は、7月上旬に委員を対象とした現地見学会を開催する予定です。第3回目以降の懇談会は、一般の方も傍聴できます。
また、議論の内容はニューズレターやホームページなどを活用して、広く公表していくことが決まりました。
第1回『北空知』川づくり懇談会の主な発言
第1回「懇談会」の主な発言をご紹介いたします。
委員の方々からは、森づくり、教育の場としての河川の利用、河川の整備、水質についての意見が出ました。
また、雨竜川捷水路事業により残った蛇行部の整備についての要望や、よりよい環境整備を行うための仕組みづくりを望む意見など、さまざまな視点からの発言がありました。
委員の方々からは、森づくり、教育の場としての河川の利用、河川の整備、水質についての意見が出ました。
また、雨竜川捷水路事業により残った蛇行部の整備についての要望や、よりよい環境整備を行うための仕組みづくりを望む意見など、さまざまな視点からの発言がありました。
森づくりについて
- 近年、川の流量が少なくなっていると感じる。森林管理者と河川管理者が連携を取りながら、豊かな水が供給されるように豊かな森を作る必要がある。
- 秩父別境川では水量や魚が少なくなったような気がする。また、秩父別町の裸地に、ボーイスカウトや各団体の協力により、アキグミを植樹した。これによって、下流の農家からは、水枯れが少なくなったと喜ぶ声も聞こえている。
- 石狩川開発建設部では、流域1人1本、300万本運動を実施しているので、植樹活動に協力していきたい。
教育の場としての河川の利用について
- 「頭首工の役割」や「橋の構造」、「内水、外水等の言葉」など、河川には学習材料が多く、教育の場として良い素材であるので利用してはどうか。
- 子供たちを川で遊ばせると危険だと反対する親もいるが、川に恵まれた良いふるさとに住んでいながらもったいないと感じる。水の大切さや生態系の重要性を、小学生やその保護者を集めて体験する事業を考えている。
- 自然と触れあうような活動は、子供の育成のために重要であると考えており、森づくり活動などができるような自然に触れあえる場所が、石狩川流域を含めて近場にあるといいと思う。
水質について
- 上流域に住んでいる幌加内町民は、下流へきれいな水を送る役割を持っていると考えている。
- 上流からいただいている水を、きれいなまま下流に流すという考えを、人々にもっとPRする必要がある。
雨竜川捷水路区間の蛇行部について
- 雨竜川捷水路事業により大規模な蛇行部(旧川)が残るが、水の流れがないため水質が悪化している。ここに水を流すなどして環境整備を行い、子供たちの水辺の学習の場として活用できないかと考えている。
- 釣り場など水に親しめる場所として利用する考えもあると思う。
河川の整備について
- 雨竜川捷水路の工事の際に、良好な環境であった中州を残してほしかった。事前に地域住民の意見を聞いて河川改修を実施していただきたい。
- 河川改修は、将来にわたり水害のない安全な町づくりを行うのが第一の目的であるので少しでも早く河川改修を進めてほしい。沼田奔川は、河畔林を伐採し河道を直線化したが、また河畔林が繁茂してきており、洪水時に河畔林が影響しないか懸念している。
その他
- 河川景観の良好な場所にビューポイントを設定し、近接箇所に駐車場などを整備すれば、人が集まり地域の活性化につながるのではないかと思う。
- 都会の人に来てもらえる川づくりを行うのであれば、川の環境整備を行うための財源として、税金だけでなく、別の何らかの仕組みがあってもいいと思う。例えば、川の水で作られる地域の農産物を直接都会の人に買っていただき、浮かせた流通経費の一部を川づくりに回すなども考えられる。