「北空知」川づくり懇談会ニュース 第3号
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「北空知」川づくり懇談会ニュース 第3号
平成15年9月16日、第3回「北空知」川づくり懇談会を開催しました。
第3回 「北空知」川づくり懇談会を、以下のとおり開催しました。
- 日時:平成15年9月16日(火曜日) 14:00~16:00
- 場所:妹背牛町 コミュニティプラザ
当日は、委員15名(代理出席3人含む)が出席しました。始めに、座長挨拶として「台風10号による沙流川水害」について説明がありました。
次いで、これまでの懇談会での委員の方々の意見や感想、第2回懇談会に行った石狩川、雨竜川の現地見学会の様子が紹介されました。
その後、今回のテーマである「石狩川、雨竜川の治水について」事務局から説明の後、各委員の方々による自由討議を行いました。
次いで、これまでの懇談会での委員の方々の意見や感想、第2回懇談会に行った石狩川、雨竜川の現地見学会の様子が紹介されました。
その後、今回のテーマである「石狩川、雨竜川の治水について」事務局から説明の後、各委員の方々による自由討議を行いました。
治水に関する主な意見
事務局から石狩川、雨竜川の治水に関して説明があった後、自由討議を行いました。主な意見を紹介します。
治水について
- 浸水想定区域図における浸水状況が、赤(4.0メートル以上)のエリアにおいて被害を軽減するように、重点的に整備をしてほしい。
- 雨竜川に現存するダムを洪水調節に活用できないか。
- 大鳳川左岸の内水対策を進めてほしい。
- 治水において森林の保水効果は重要であり、森林行政と河川行政が連携していくことが大切である
樹木について
- 樹木はすべて伐採すべきというのではなく、川の流れを阻害したり、洪水時に流出する樹木については、危険なので伐採すべきである
- 鳥類の生息場所としては、深川橋周辺で現況程度の樹木が残っていれば自然界にとっては問題ない。
堤防整備について
- 台風10号のような計画以上の洪水が来たときのことを考えると、現状の堤防の高さでは不安に感じる。
- 市街地、農地など場所に応じて、環境にも配慮した災害にも強い河川整備をしてほしい。
その他
- 石狩川より取水する農業用水路で、藻が大量発生しており、気温などの関係もあると思うが水をきれいにする取り組みもお願いしたい。
- 砂利採取は規制されているが、河積確保のためには、河道の拡幅よりも砂利掘削として河床掘削する方がよいのではないか。また、北空知頭首工の上流側では、砂利が堆積している。取水施設の機能維持の面からも、堆積土砂を取り除く必要がある。また、資源としての砂利の利活用についても考えられると思う。
- 砂利採取は地元からは要望があり、許可してもらえれば、無償で河床掘削できるという利点があると思う。
- 雨竜川に対する町民の意識を高めていく必要があると感じる。
今後の懇談会に関する主な意見
今後の懇談会のあり方や、取り上げるべきテーマに関して、委員の方からの主なご意見をご紹介します
懇談会のあり方について
- 懇談会で説明された内容は、河川に関する常識であると感じた。地域の人々にこのような研究成果を、知ってもらうことが大切であると思う。
今後の懇談会のテーマについて
- 生物の生息状況について取り上げてほしい。
- 大鳳川の旧河川の土地や、雨竜川旧川の蛇行部について、どのように活用するのか意見を聞きたい。