国土交通省北海道開発局 札幌開発建設部

砂川遊水地は平常時において
小学校の教科・課外活動や行事、砂川市教育委員会社会教育課・ネイパル砂川等との連携事業、イベント等を行い、施設の利活用をしています。

砂川遊水地は小学1.2年生「生活科」や小学3～6年生「総合的な学習の時間」の目標を達成するのに最適な環境を有しているため，隣接する小学校が遊水地を訪れ，様々な学習に役立てています。

《事例》
●砂川市立砂川小学校　1年　生活科　
　内容：大きなシャボン玉を作って飛ばす
　内容：わくわく科学実験《モクモク》～ドライアイスを使って

●砂川市立砂川小学校　2年　生活科　
　内容：遊水地の魚を捕獲し、水槽で飼ってみよう

●砂川市立砂川小学校　1年　生活科
　内容：落ち葉アート

●砂川市立砂川小学校　2年　学年行事(親子レク)
　内容：ワカサギ釣り体験

小学校の理科や社会科で川と災害に関する学習があります。5年生では教科書に「流れる水と土地」という単元があり，「川の上流と下流」「流れる水のはたらき」「川と災害」について学習します。
児童の興味や関心を高めるためにGoogle Earth などを教材として活用したり，遊水地に棲息するプランクトンや魚類等の採集など，実体験を通して子どもたちに楽しんでもらいながらの学習活動を行っています。

《事例》
●滝川市立西小学校　5年　理科
　内容：源流から河口までのようす、上流・中流・下流のようす、湾曲しているところの水の流れ、石狩川の氾濫

●砂川市立砂川小学校　5年　理科
　内容：川と災害について，主に砂川での石狩川の過去の氾濫や治水等について学習

北は深川、南は岩見沢・苫小牧などから、宿泊学習や遠足等で砂川遊水地を訪れる学校が増えてきています。

《事例》
●岩見沢市立第二小学校　5年　宿泊学習(ネイパル砂川宿泊)
　内容：遊水地の魚について学習、釣り方の説明、釣り体験

●砂川市立北光小学校　3.4年　社会見学
　内容：砂川の洪水と遊水地の役割について学習

楽しい実験やものづくり等の体験を通して，身の回りの自然の不思議さやおもしろさに触れる機会を拡大し，自然を対象とする学習の楽しさを知ってもらうことを目的に「わくわく科学教室」を実施しています。

《事例》
内容：低学年「空気と水」高学年「電子レンジと電磁波」
内容：低学年「おもりの働き」高学年「自由電子が見えたなら」

 砂川市教育委員会社会教育課・ネイパル砂川等との連携事業として、夏には「ジャリン子夏祭」「魚釣り体験」、冬には「ワカサギ釣り」の事業を実施しています。

《事例》
●ネイパル砂川主催事業への協力：ネイパル遊友隊
　内容：SUP体験、魚釣り体験

●国際交流ふれあいin砂川への協力
　内容：会議室にて外国の方と近郊在住の幼児・児童と保護者で外国の文化・風習・言語に親しむ

●ジャリン子夏祭りへの協力
　内容：ミニゲーム、噴水池で水遊び、水風船と水鉄砲
　内容：砂川遊水地キッズスタッフが魚釣りの餌付けや釣り方のアドバイス

●ジャリン子冬体験塾への協力
　内容：砂川遊水地キッズスタッフがワカサギ釣りの餌付けや釣り方のアドバイス

砂川遊水地キッズスタッフは、石狩川や地元砂川市の歴史、自然環境に関する知識を学び、砂川遊水地等で実施する施設案内やイベント等に参加することで、将来の地域リーダーを育てることを目的としています。小学校4年生以上（兄弟が居れば低学年も可）が活動しており、中には中学生・高校生でも継続して活動しているスタッフもいます。