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水田開発の歩み4

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水田開発の歩み

現在の水田区域と国営かんがい排水事業による二次開発

平成18年の水田区域と昭和42~47年頃のものを比較してみると、札幌市を含む近郊の都市化の進展によって水田が消滅し、それ以外の地域でも転作の定着化などにより減少して、 平成17年の石狩・空知管内の水田面積は115千haとなっています。現在、進められている国営かんがい排水事業は二次開発として以下の理由で行われています。  
  1. 一次開発の用水手当は水稲が生育する上での必要最低水量であった。
  2. 水稲苗種の単純化、圃場の大型化、それに伴う大型機械の導入が進み代掻期間が短期間に集中し、一時に大量の用水が必要となった。
  3. 7月中旬~下旬の低温にみまわれたときの幼穂の冷害を守る深水かんがい(水温の方が気温より高い)用水の確保。
  4. 戦前、一次開発で造成され、老朽化した施設の改修。
    これらの用水確保や用排水路の整備は、良食味、良品質の米の安定生産には欠かせないものであり、現在、管内ほぼ全域で実施されています。
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    平成18年の水田区域

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    国営かんがい排水事業による代かき・深水用水整備状況図

【参考文献】

●北海道総合開発第1次5ヶ年実施計画第1編及び同附表(北海道開発庁、昭和26年10月)
●北海道開発局15年小史(北海道開発局、昭和41年7月)
●北海道開発庁30年史(北海道開発庁、昭和56年3月)
●篠津地域泥炭地開発事業史(北海道開発局札幌開発建設部、昭和46年4月)
●第4回石狩川サミット記念・石狩川流域100年の歩み(浅田英祺・北倉公彦、平成9年11月

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