国土交通省北海道開発局 札幌開発建設部

　ダムでは大雨が降り洪水になると、ダムへ流入する洪水の一部をためて、下流に流す水の量を調整しながら放流します。
　放流開始前にはサイレン等でお知らせします。放流開始後は下流河川で水位が急上昇するので、川遊びや釣りなどで川の近くにいる方は速やかに川から離れ、河川内へ立入らないでください。

　豊平峡ダム（定山湖）及び定山渓ダム（さっぽろ湖）の水は札幌市の水道用水、水力発電に使用される水源となっているほか、動植物の貴重な生育環境でもあり、市民にとっても貴重な財産となっております。
　湖面利用については、「水質汚濁のおそれのある行為」を行わないようご理解とご協力をお願いいたします。
　特に札幌市水道用水の水源となっておりますので、 「水質汚濁のおそれのある行為」は絶対に行わないでください。（定山渓ダムと豊平峡ダム湖の水で札幌市の約80％の水源を確保しています）
　「水質汚濁のおそれのある行為」とは、
(1) 動力船の運航など、油類等による汚染や有害物質などの排出の恐れのある行為。
(2) ダム湖面付近への車両の乗り入れなど、水質に悪影響をおよぼすおそれのある行為。
(3) 営利目的による船、いかだ等の運行など、不特定多数の物が河川に立ち入ることにより悪影響を及ぼすおそれのある行為。
(4) その他これらに類する行為。
　～注意～
油等の水源汚染事故が発生した際には、処理対策に要した費用を請求する場合もありますので、水質の保全に努めるようお願いいたします。

　豊平峡ダムのすぐ下流（ダムの真下）区域は、切り立った岩場なので、落石などが発生しやすく、またダムからの放流もありますので立入はご遠慮下さい。なお、ここまで通じている道路はありません。
　定山渓ダムの管理用道路や危険個所には、ゲートやフェンス・柵等を設置し、一般の方が立ち入らないようにしています。