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治水事業・都市水環境整備事業

治水事業

 旭川開発建設部は、大雪山系石狩岳を源にする石狩川、北見山地天塩岳を源にする天塩川と2つの大きな流域を管轄しています。治水事業では、第8期北海道総合開発計画に掲げられた「世界の北海道」を実現すべく、「恵み豊かな自然と共生する持続可能な地域社会の形成」、「強靭な国土づくりへの貢献と安全・安心な社会基盤の形成」に資するため、以下の河川・ダム・砂防事業及び環境整備事業を重点的に推進するほか、社会全体で頻発・激甚化する災害リスクに備える「防災意識社会」への転換に向けて、ハード対策・ソフト対策を総動員した防災・減災対策を推進します。

河川事業

「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」に基づくハード・ソフト対策の推進
石狩川 河岸侵食箇所の緊急復旧状況画像

石狩川 河岸侵食箇所の緊急復旧状況(愛別町)(平成30年7月)

平成30年7月豪雨、北海道胆振東部地震等近年の災害に鑑み実施された総点検結果を踏まえ、甚大な人命被害等が生じるおそれのある河川の堤防強化対策、樹木伐採や掘削等の対策を実施するとともに、迅速な避難につながる河川情報の提供等のソフト対策を推進します。

「北海道緊急治水対策プロジェクト」の推進
 平成28年8月に北海道に来襲した一連の台風により大きな被害を受けたことを踏まえ、関係機関が連携したハード・ソフト対策で一体となり緊急的に実施する、治水対策としてとりまとめた「北海道緊急治水対策プロジェクト」の更なる推進を図ります。
【ハード対策】
 石狩川上流においては、旭川市街部への被害軽減を優先した堤防整備、河道掘削・樹木伐採、堤防強化、河床低下対策及び水門整備等を実施し、治水安全度の向上を図ります。
 天塩川上流においては、美深地区を中心に堤防整備、河道掘削・樹木伐採及び堤防強化等を実施し、治水安全度の向上を図ります。
 また、河川の維持管理や河川の管理施設の老朽化対策を実施し、「災害に強い地域づくり」を推進します。
【ソフト対策】
石狩川上流・天塩川上流において
  • 大規模水害に対する迅速・確実な避難行動
  • 洪水氾濫被害軽減のための的確な水防活動
  • 都市機能や社会経済活動の早期復旧
に資するソフト対策の実施に向けた各種支援・取組を推進します。

 なお、旭川開発建設部が維持管理をしている河川延長は、石狩川水系 207.2キロメートル、天塩川水系が 226.7キロメートルです。

ダム事業

サンルダム(常時満水位到達時)写真

サンルダム(常時満水位到達時)

 岩尾内ダム(昭和46年完成)、大雪ダム(昭和50年完成)、忠別ダム(平成19年完成)及び今年度より管理を開始するサンルダムにおいて、治水・利水機能を確保するためのダム管理に必要な施設の点検整備、観測・操作、流木処理などを行い、管理の充実を図り、安全で安心な人々の暮らしを支えます。

砂防事業

噴煙を上げる十勝岳(昭和63年12月)写真

噴煙を上げる十勝岳(昭和63年12月)写真:旭川地方気象台提供

 美瑛川上流では、昭和63年の十勝岳の噴火を契機として十勝岳火山噴火泥流対策を実施してきました。ハード対策として砂防堰堤、床固工等の施設整備を実施するとともに、噴火時の避難行動に資する監視体制の強化、訓練などソフト対策の充実を図り、地元自治体や地域の関係者とも連携して、総合的な火山砂防事業を推進します。
 また、石狩川上流では、山腹、渓岸に崩壊地が多数見られる荒廃の著しい層雲峡地区において、土砂災害警戒区域等に指定されている層雲峡小学校の沢の遊砂地整備を推進します。


治水事業の概要

  • 治水事業の概要(画像)

都市水環境整備事業

 石狩川水系美瑛川及び天塩川水系名寄川において、河川空間をサイクリングなどに活用し地域の活性化を図る「かわまちづくり」計画と連携し、まちづくりと一体となった水辺整備を推進します。
 天塩川流域において、魚類等の生息環境の保全・改善及び魚類の移動の連続性確保を図るため、関係機関や地域と連携し、魚類が持続的に再生可能な河川環境の保全を推進します。


都市水環境整備事業の概要

  • 都市水環境整備事業の概要(画像)

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