天塩川の流況と水利用
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サンルダム
天塩川の流況と水利用
天塩川の年間を通じた流況をみると、流域が積雪地域にあるため、4月から5月にかけての融雪期は年間を通じ最も流量が豊富になるが、かんがい期である夏と降雪期である冬において流量が減少しています。
天塩川は、古くからかんがい用水を主体として水利用がなされてきており、現在、かんがい用水としては最大取水量約77.6 m3/sが利用されています。
天塩川における利水の現況は、下図に示すとおり、かんがい用水をはじめ鉱工業用水、水道用水などに広く使われており、さらに水力発電にも積極的に利用されてます。
使用水量については、発電を除けば大半がかんがい用水であり、地域的には、名寄市、士別市等の上流部に水利用が集中しています。
天塩川は、古くからかんがい用水を主体として水利用がなされてきており、現在、かんがい用水としては最大取水量約77.6 m3/sが利用されています。
天塩川における利水の現況は、下図に示すとおり、かんがい用水をはじめ鉱工業用水、水道用水などに広く使われており、さらに水力発電にも積極的に利用されてます。
使用水量については、発電を除けば大半がかんがい用水であり、地域的には、名寄市、士別市等の上流部に水利用が集中しています。
昭和51年、昭和55年、平成5年等において、積雪量の不足や夏場の雨不足による取水制限を行っており、昭和53年には、渇水時における関係利水者間の水利使用の調整を円滑に行うため、士別市長を会長とする「天塩川水系天塩川上流士別地区渇水調整協議会」が設置されています。
特に平成5年の渇水が深刻で、渇水調整協議会においてかんがい用水の取水制限を行ったが、岩尾内(いわおない)ダムの貯水量が底をつき、かんがい用水の取水がストップする事態となり、稲作等の農作物が被害を受けました。
特に平成5年の渇水が深刻で、渇水調整協議会においてかんがい用水の取水制限を行ったが、岩尾内(いわおない)ダムの貯水量が底をつき、かんがい用水の取水がストップする事態となり、稲作等の農作物が被害を受けました。
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平成15年においては、名寄川真勲別地点において正常流量を下回った日数は、131日ありました。 ※5~8月においては6.0記号m3/s、9~4月においては5.5m3/sを下回った日数