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第3回協議会開催概要

第3回(平成16年3月26日)

  • 釧路湿原自然再生協議会

第3回協議会開催概要

 「第3回釧路湿原自然再生協議会」が平成16年3月26日(金曜日)に釧路市観光国際交流センターで開催されました。参加者数は構成員104名(個人45名、団体33団体、オブザーバー15団体、関係行政機関11機関)のうち67名(個人26名、団体22団体、オブザーバー8団体、関係行政機関11機関)で、その他一般の方も多数参加されました。
 会議では、6つの小委員会(湿原再生、旧川復元、土砂流入、森林再生、水循環、再生普及)にて選出された各小委員長から第1回小委員会の開催状況が報告されました。さらに、事務局から「釧路湿原自然再生全体構想の進め方」についての説明があり、引き続き「釧路湿原自然再生全体構想(素案)」が示されました。また、今回は全体構想の目的や意義に関わる2つのテーマについて、構成員が8つのグループに分かれて「ブレインストーミング・セッション方式」で討議を行い、さまざまな意見が述べられました。
  • 第3回協議会
  • 第3回協議会

テーマ1:釧路湿原の自然再生〔保全・再生〕はなぜ、どこまで必要なのか。

協議会のようす1
テーブル1
•現在の釧路湿原の質的な変化は、自然の時間の流れをはるかに超えてスピードが早い。私たちはこのスピードをできるだけ自然そのものの時間の流れに戻す努力が再生の動機となるべきだ。
•無用なところまで手を入れすぎてしまった部分をとりあえず元に戻そうとすること。
議論百出で時間切れです。
テーブル2
•流域に住む人々の視点が欠けている。
•湿原をなぜ保全する必要があるのか→社会的価値観の変化、経済活動の拡大などの経過を記載すべき。
•再生に加え、自然と人・生活との共生の観点を加えるべき。
協議会のようす2
テーブル3
•地元の生活者の視点から、土砂流出等については、昔から同じ問題があった。大きな事業を実施したから自然が再生するとは思えない。
•現在の生活とのバランスを考えた自然の保全・再生が必要である。
•生物多様性の保護は、地域の生活環境につながる。
•地域の固有資源として経済的財産としても自然再生を検討する必要がある。
•保全を重視すべき。 再生は無理ではないか。
•完全に再生させるのは無理ではないか? 問題となる要因を低減させるのでとどめる。
•土地利用の管理を流域で一体的に行い、自然の保全と再生を行う必要がある。
テーブル4
•流域全体の発想を
•市街地に関する議論がない。
•海岸線付近を含めて。
•利用域と保全域のバランス。
•現在の調査区(サイト)は北にかたよっているのでは。
•利用空間としての“里湿地”の重要性
•人為的に利用している場所を野生生物が利用しているとの認識
協議会のようす3
テーブル5
•重要な機能(洪水調整・気候安定)を守るため。釧路湿原はここにしかないもの=地域の財産。
•釧路湿原は下流にある。湿原を守ることが集水域全体の自然を守ることになる。
•自然と人間の調和を図ることが大事(自然と生活)。
•広域的に共通の意識を持てる象徴的な取り組み。
•人間が壊した自然(森林の皆伐)。その責任をとるのが当然。
•防風林の例を見るとかなり回復が可能。
テーブル6
•自然再生の概念には「創造」も含まれるべき。かっこの(自然・再生)は必要ないのでは?
•湿原の「風景」を再生するというのがキーワード。それが20年くらい前のレベルということではないか?それによって個々の対応(目標)が出てくる。
•再生をいつまで(を目途に)実現するかの検討も必要。
協議会のようす4
テーブル7
•(このテーマでの話は困難)とりあえず河川蛇行化を例に話をしました。
•河川管理・農業政策が転換されてきていることが発端
•国内農業・林業は大事。地元に負担を強いるだけでは地域がだめになる。
•判断がついた(農地としてはムリ)ところは明渠埋め戻すなどで復元するのはいいのでは
•強引に戻した気になるのは人間のごう慢に過ぎないのでは。
テーブル9 (テーブル6と統合)
•心にうるおいを与えるために自然を残す。
•観光をはじめとする地域経済の活性化のため。
•持続可能な程度な再生。

テーマ2:釧路湿原の自然再生に関してもっとも重要な具体的行動は何か。

テーブル1
•現在湿原周辺で生活をしている人々と湿原とがうまく折り合って生きていくための具他的計画を考えること。特に農業と自然との関係を上手に保つ必要がある。
•やはり、そこに生活している人と湿原の将来を心配している人とが同じ場所で本気で共通認識を得られるまで話しあうこと。
協議会のようす5
テーブル2
•共通認識の構築
•合意形成(協議会の場だけではダメ!)→住民の合意を得る手法を探る→合意を得たものから取り組む
•あと戻りができる規模で小規模な実験的事業から着手
•湿原と共生できる折り合いの場を見つける(住民生活と自然再生が互いに負荷をかけない手法の模索)
テーブル3
•再生しようとすることが良いことだという認識を住民に理解を得るには、どうすればよいか、そのためのシステム作りが必要である。
•地元にすれば農村整備事業と自然再生事業が整合性や関連性を持たない側面があるため。地域の農業従事者が自然再生事業に関与しにくい。(農業従事者による土地利用と管理その他)その事業法制度の枠組みを変更してゆく必要があるのではないか。
•農業を通じた自然の管理が必要ではないか?
•自然的な工法を多くの地域で活かしてほしい
•全事業者がまとまって流域の土地利用の再編を考えていく必要がある。この上で構想していく必要がある。
協議会のようす6
テーブル4
•個別の自然状態の把握はできてきたので、今後、自然現象の関係の解明が重要
•人工物、人為的影響の調査と評価が必要(例えば伐採地、作業道など)
•遊水地のある沢筋、作業道など浸食を受け、土砂流出の原因となっている場所を特定し、植生の回復など具体的な保全策が必要。
•環境教育などソフト面が重要。地域住民、子供たちが釧路湿原の価値を認め、大切に思う気持ちを育てる。指導者や自然ガイドなどの人材育成も重要。
•情報を提供するだけでなく、双方向の取り組みが重要。例えば、子供たちと調査し、ともに情報を作っていくことなど。
テーブル5
•林をつくる~河畔林、農道林、広葉樹を
•流域の人の理解を得ることが重要。納得してもらう。
•釧路川流域委員会との連携
•教育・普及・啓発活動(CEPA) これを担う専門機関の設置も検討を
•上流も含めて子供達に対する学校教育(何千年もかかる事業)
•行政と教育の縦割りによる問題もある。
•子供達による植林活動を(川に柳)。実際に体験することが効果的
協議会のようす7
テーブル7
•地域の理解を得ることが重要で、そのためには住民との生活との折合いが付くことが必要で、そのためには「水循環」の再生こそ重要ではないか?
•地域の理解を得るために、農水産業の生産価値(品質価値)を高めるために、環境再生を行わなければならないというインセンティブが生まれるようにする必要がある。
•湿原全体の環境を保全するためには受益者である下流域の人間も汗をかく必要(コスト負担も含め)があるのではないか?
•問題点が一目でわかる地図をベースとして用意するべきである。
テーブル8
•どこで(産業と)線引きするのかが大事。きちんとゾーニングを。
•今あるところは残すのが第一。残っている自然の保全が大事。
•人工工作物はつくらないのが基本。
協議会のようす8
テーブル9 (テーブル6と統合)
•次世代を担う小・中・高校生に、いつでも、だれでも楽しく参加できる自然とふれあう事業 → 要継続
•開発行為の検証 → いいこと、悪いこと
•地域の人たちと、膝をつき合わせた深い議論を再生事業では必要。
•再生事業は地域住民の目に見える形で実施すること。

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