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環境負荷低減に配慮した官庁施設

環境負荷低減に配慮した官庁施設

 建築物の計画から建設、運用、廃棄にいたるまでのライフラインを通じた環境負荷の低減に配慮し、我が国の建築分野における環境保全対策の模範となる官庁施設として「環境負荷低減に配慮した官庁施設」の整備を推進しています。

北海道開発局で建設した主な環境負荷低減に配慮した庁舎

主な環境負荷低減技術

外断熱工法
外断熱工法
庁舎全体を外側から断熱材で覆うことにより高断熱を実現し、省エネルギー効果を高めているほか、従来の内断熱工法で発生しやすかった結露を抑える効果もあります。また、寒暖の差が大きい北海道の厳しい環境では、コンクリート温度変化を抑えて構造体を守り、建物を長持ちさせる効果をもたらすほか、室内の温度変動を抑え快適な室内環境を提供します。
外気冷房
外気冷房
中間期等で外気を直接冷房に利用できる場合には外気をそのまま取り込んで冷房を行うシステム。外気冷房を行い熱源運転の軽減を図ることが可能です。
全熱交換器
全熱交換器
全熱交換器を用いて排気と外気を熱交換し空調用の外気導入負荷を低減することにより、エネルギーの有効利用と環境への不要なエネルギー放散の削減が可能となります。
V A V(可変風量制御)
V A V(可変風量制御)
室内負荷の変動に応じて空調送風量を変化させる方式。空調ダクトに設置することにより給気量の制御を行い室内環境を維持し搬送エネルギーの低減を図ることができます。風量をコントロールするユニットを変風量ユニットといいます。
太陽光発電
太陽光発電
太陽光発電設備は、太陽電池を中心に構成される発電設備を言います。エネルギーは太陽光であり、原動機付発電機のように化石燃料を必要としません。そのため、大気汚染物質や騒音を発生しない、環境に優しい電力を無尽蔵に作ることができます。
照明制御(昼光連動・初期照度補正・人感センサー等)
照明制御(昼光連動・初期照度補正・人感センサー等)
照明制御は主に昼光利用による制御と人感センサーによる制御があります。昼光利用による制御は窓際の光を利用し、明るさを調整します。人感センサーによる制御は人の存在をセンサーによって感知します。また人がいない時センサーによって消灯されます。左側の写真はある庁舎の事務室の照明器具とセンサーです。この庁舎では窓側の光を利用して、事務室の明るさを調整し、省エネを図っています。またこの庁舎では従来の照明器具より効率のいい照明器具を使用していますので消費電力を大幅に削減されています。
LED照明
発光ダイオード(LED)を光源とする照明器具で従来の電球や蛍光灯に比べ高輝度・低発熱・長寿命のため従来の蛍光灯及び白熱灯よりも節電効果が高い。
雨水利用
  • 雨水利用
屋根などに降った雨を集積し、雨水貯留槽に貯めて適切に処理した後、便所洗浄水・散水等に使用することで、水資源の有効活用が図れます。


まとめ

北海道開発局営繕部では環境負荷低減に配慮した技術について積極的に採用するとともに、環境負荷低減に配慮した官庁施設整備についての出前講座も合わせて行っています。

お問合せ先

営繕部 営繕整備課 整備企画係

  • 電話番号:011-709-2311(内線5740)
  • ファクシミリ:011-709-7368

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