北海道の農林水産物・食品の輸出額は2022年に1,000億円を超えました。
　輸出品目は、農産物では、米や牛乳乳製品、たまねぎ、ながいもといった生鮮品の他、道内メーカー製造の加工食品も多く、林産物では丸太や製材、水産物では、ホタテ貝、なまこ、さけ・ますが主に輸出されています。特に、水産物は北海道の輸出額全体の7割以上を占め、北海道の輸出品目の主力となっています。
　輸出先は、日本の近隣である中国、台湾、香港、ベトナムといったアジア圏の国が中心で、アメリカやEU諸国といった遠方の国にも多く輸出されています。
　北海道開発局では、農業農村基盤整備事業による農地の集積・集約化や施設整備を通じた農産物の生産拡大やコスト削減、水産物の品質・付加価値の向上を図るための屋根付き岸壁の漁港整備などに取り組むことにより、輸出拡大を推進しています。　　
　国・地域別の情報や輸出支援制度などの参考情報は、以下に掲載の関係機関のホームページからご覧ください。