日時 ：平成23年2月16日（水曜日）10時00分～17時15分
場所 ：札幌第1合同庁舎10F　1号、2号会議室
（北海道札幌市北区北8条西2丁目）

1．開会 10時00分 ～10時10分
2．常任委員紹介 10時10分 ～10時20分
3．環境に配慮した土地改良事業について 地区別説明、意見交換

時間	地区名	事業名	意見交換内容	担当建設部
10時20分～ 11時05分	根室	国営環境保全型 かんがい排水事業 地区調査	配慮方針	釧路開発 建設部
11時05分～ 11時50分	新鵡川	国営かんがい 排水事業 地区調査	調査方針	室蘭開発 建設部
11時50分～ 13時00分	休憩(70分)
13時00分～ 13時45分	恵庭北島	国営かんがい 排水事業 地区調査	調査方針	札幌開発 建設部
13時45分～ 14時30分	雨竜暑寒	国営農地再編 整備事業 地区調査	配慮方針	札幌開発 建設部
14時30分～ 15時15分	北野	国営農地再編 整備事業 地区調査	配慮方針	旭川開発 建設部
15時15分～ 15時30分	休憩(15分)
15時30分～ 16時15分	当麻永山用水	国営かんがい 排水事業 地区調査	配慮方針	旭川開発 建設部
16時15分～ 17時00分	今金	国営農地 再編整備事業 地区調査	配慮方針	函館開発 建設部

各地区の関連資料

4．その他 14時40分～14時50分
5．閉会 14時50分～15時00分

区分	地区名	氏名	フリガナ	役職等	備考
常 任 委 員		野本　健	ノモト ケン	財団法人　 北海道農業近代化 技術研究センター 農業農村環境 研究所 　所長
		妹尾　優二	セオ ユウジ	流域生態研究所 　所長
		冨士田裕子	フジタ ヒロコ	国立大学法人 北海道大学 北方生物圏 フィールド 科学センター 　准教授
		谷　綋道	タニ ヒロミチ	北海道土地改良 事業団体連合会 常務理事
		小田たず子	オダ タズコ	NPO農業応援団 あぐり・ びれっじ理事
非 常 任 委 員	根室	近藤　憲久	コンドウ ノリヒサ	地域住民代表
		佐藤　幸男	サトウ ユキオ	受益者代表
	新鵡川	相田　準一	アイタ ジュンイチ	地域住民代表
		明村　一	アケムラ ハジメ	受益者代表
	恵庭 北島	三浦　功	ミウラ イサオ	地域住民代表
		山形　弘一	ヤマガタ コウイチ	受益者代表
	雨竜 暑寒	須見　耕治	スミ コウジ	地域住民代表
		浅尾　雄吉	アサオ ユウキチ	受益者代表
	北野	廣瀬　清純	ヒロセ キヨズミ	地域住民代表
		小滝　信治	コタキ シンジ	受益者代表
	当麻 永山 用水	安田　秀敏	ヤスダ ヒデトシ	地域住民代表
		伊林　久信	イバヤシ ヒサノブ	受益者代表
	今金	船木　実	フナキ ミノル	地域住民代表
		内ヶ島道良	ウチガシマ ミチヨシ	受益者代表

委員の主な意見
【根室地区（根室市）】
・ 本地域は、豊富な河畔林が残っていることから、事業実施にあたっては緑地環境ネットワークを極力分断しないように配慮すること。
・ 畑や排水路の脇には、希少種の生息が考えられることから、事業の実施に際しての対応については、地域環境に精通した有識者の助言を得ることが望ましい。
・ 環境に配慮した施設の維持管理、モニタリングは、地域住民との協働によることが有効かつ有意義であり、具体的な組織作りについて検討すること。

【新鵡川地区（むかわ町）】
・ 植物調査は、実施時期に十分留意し、現況を的確に把握することが重要。
・ 魚類等については、排水本川を含めた排水路全体のネットワークや生息環境を意識した現地踏査をした上で、調査地点の選定を行うことが必要。

【恵庭北島地区（恵庭市）】
・ 排水施設の整備は他事業との事業間連携を図るとしているが、環境配慮に関しても連携した取組みの可能性を検討されたい。

【雨竜暑寒地区（雨竜町）】
・ 山地と隣接する水田の区画整理工事にあたっては、河岸段丘などの地形状況を考慮し、可能な限り緑地の保全に努めること。

【北野地区（鷹栖町）】
・ 環境に配慮した施設の維持管理やモニタリングは、地元関係機関や地域住民と協力して実施する体制が望ましい。

【当麻永山用水地区（旭川市、当麻町）】
・ 頭首工の色彩を検討するに当たっては、地域住民の意見だけではなく、専門家の指導助言を受けながら決定すること。

【今金地区（今金町、せたな町）】
・ 地区内の排水路の排水本川が清流日本一にも選ばれた後志利別川であり、濁水の処理については十分に留意してほしい。