けんせつの現場から(建設産業に携わる方々の活躍 竹田さん)
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竹田さん(平成27年9月4日掲載)
・氏名 竹田 幸江: (道建コンサルタント株式会社[伊達市]
・主な担当業務 :測量設計等業務(CADによる製図補助、登記記録調査等)
・業界歴 :約15年
・紹介コメント :測量設計等業務の主にCADのよる内業(製図補助)を担当しているほか、社員のお母さん的な役割を担っているとのことで、厳しく指導されている若手職員もいるとかいないとか…。
この業界には、海岸台帳整備のアルバイトとして入ったとのことですが、その後の頑張りが会社に認められ正社員となり、電子納品に携わる人にとって必要とされる知識を身につけて、「SXF技術者」の資格を取得し活躍されている、道建コンサルタント株式会社の竹田さんにお話を伺ってきました。
・主な担当業務 :測量設計等業務(CADによる製図補助、登記記録調査等)
・業界歴 :約15年
・紹介コメント :測量設計等業務の主にCADのよる内業(製図補助)を担当しているほか、社員のお母さん的な役割を担っているとのことで、厳しく指導されている若手職員もいるとかいないとか…。
この業界には、海岸台帳整備のアルバイトとして入ったとのことですが、その後の頑張りが会社に認められ正社員となり、電子納品に携わる人にとって必要とされる知識を身につけて、「SXF技術者」の資格を取得し活躍されている、道建コンサルタント株式会社の竹田さんにお話を伺ってきました。
1 この業界に入った(目指した)きっかけは何ですか。
2000年(平成12年)に海岸(豊浦~えりもまでの海岸)台帳整備に係るアルバイトとして働いたのがきっかけです。その年の3月に有珠山が噴火し、災害復旧に係るお仕事が激増したこともあり、パート職員として働くこととなりました。5年前からは正社員となり、現在に至っています。
2 仕事に「やりがい」を感じるのはどんな時ですか。
一仕事終えたとき(成果品をつくり終えたとき)に達成感と期日までに業務を終えることができたという安堵感を感じますが、自分が携わった業務が工事を実施するための一翼を担い、実際に道路などの構造物になっているのを目にしたときの感慨はひとしおで「やりがい」を感じます。
3 普段の仕事で、苦労している(した)点はありますか。
入社当時はCADを使うどころかパソコン操作そのものもままならず、また専門用語も分からない中で仕事をしながら仕事を覚えなければならず、毎日が勉強という日々でした。
また、業務が輻輳したとき(有珠山憤火時の職場の状況が特にすごかった。)、職場の皆さん(男性社員)は昼間は現場、夜は内業と会社に寝泊まりしているかのように仕事をしていました。体力勝負の面もある中、色んな意味で心苦しく思うことがあります。
また、業務が輻輳したとき(有珠山憤火時の職場の状況が特にすごかった。)、職場の皆さん(男性社員)は昼間は現場、夜は内業と会社に寝泊まりしているかのように仕事をしていました。体力勝負の面もある中、色んな意味で心苦しく思うことがあります。
4 仕事をする上で、普段心がけていることはありますか。
業務処理の期日を守ることや正確な業務を行うことは言うまでもありませんが、忙しければ忙しいほど(昨今は入札業務など事務的な仕事も担当し時間に追われる傾向にあります)、平常心を保って、きちんとしたものをつくるよう心掛けています。
5 この業界を目指している女性へのアドバイスがあれば、お願いします。
私がこの業界にお世話になったのは三十代後半でしたが、(手前味噌で恐縮ですが)今は社内で一定の役割を果たせていると思っています。この業界は男社会ではありますが、自分の頑張り次第では肩を並べて働くことができるのではないでしょうか。頑張れば認めてくれるし、努力が実る業界だと思います。
6 最後に一言
何もできなかった私に根気強く仕事をおしえてくださった上司や先輩達にお礼を申し上げたいです。私の方が年上なので、扱いづらかったところがあったと思いますが、根気強く丁寧に、時には厳しく色々教えてくださいました。今も厳しい先輩達ですが、ありがたいと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。
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CADで図面を確認する竹田さん
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竹田さんが担当した業務の成果品とともに
【インタビューした感想】
インタビューに先だって名刺交換したときには、少し緊張気味に「私が紹介されてもよいのでしょうか…」と控えめなことをおしゃっていましたが、この業界に入ってからの仕事ぶりをお聞きし、実際に机上でCADを操作するお姿を拝見して、建設業界を目指している若者や女性へのアドバイスが自らの経験を踏まえたものであることを実感しました。
仕事に対する前向きな姿勢や頑張りは、今も健在で、測量士の資格を取るべく頑張っているとのことです。測量技師として、現場の一線に立って、今後益々ご活躍されることを祈念いたします。
インタビューに先だって名刺交換したときには、少し緊張気味に「私が紹介されてもよいのでしょうか…」と控えめなことをおしゃっていましたが、この業界に入ってからの仕事ぶりをお聞きし、実際に机上でCADを操作するお姿を拝見して、建設業界を目指している若者や女性へのアドバイスが自らの経験を踏まえたものであることを実感しました。
仕事に対する前向きな姿勢や頑張りは、今も健在で、測量士の資格を取るべく頑張っているとのことです。測量技師として、現場の一線に立って、今後益々ご活躍されることを祈念いたします。