観光 体験 むろらん港鉄人舟漕ぎ大会(2013年)
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第2回むろらん港鉄人舟漕ぎ大会に参加して
※これは平成25年(2013年)7月の情報です。
平成25年7月14日 室蘭港中央埠頭付近で開催された第2回むろらん港鉄人舟漕ぎ大会に参加しました。気温は高く薄曇りでしたが、対岸には帆船の日本丸が停泊し、時折心地よい風の吹く絶好のロケーションでした。

”「ジェジェ・・!!」(朝の連続ドラマ「あまちゃん」の驚いた時のセリフ・・三陸方言)”
・・のように、ちょっとビビリぎみ・・。
その中で細腕繁盛記・・・。
当開発建設部からは本部農業開発課を中心とした、連合チーム「室蘭開発建設部農業開発課漁業部プラス」そして室蘭港湾事務所から「おやじドットこぐ Part2」の2チームが優勝賞金10万円をめざして・・? 出場しました。

↑日本丸
9時から開会式が始まり主催者である実行委員会の[NPO法人羅針盤」の白川理事長から開会の挨拶があり、続いて来賓代表として青山室蘭市長からご挨拶がありました。
後援団体である当開発建設部からは宮部次長が部長代理として出席しました。
その後、選手宣誓があり、ルールの説明があって9:30から競技がスタートしました。会場には、 競技参加者のほか、多くの見物人、そして露店、フリーマーケット、海上保安庁も独自のブースを構え海の安全について説明していました。選挙が近いせいか胆振振興局から可愛いマスコット・・・
「イブリONE」も選挙に行きましょうとアピールしてました。(なんとイブリONEも競技に参加!!)
私が参加したのは、「室蘭開発建設部農業開発課漁業部プラス」。くじ運のせいか、なぜか第1レース、トップスタート。
競技は34チームを12レースに分けて各レース3艇でタイムを競います。
ボートはスタート地点まで曳航され、待機、スタートし90m先の折り返し地点を目指して漕ぎます。折り返しを回って60m進んだ地点のゴールラインを通過したタイムで、上位9位までが準決勝まで進めるルールです。
私は最後尾の旗持として乗船。各艇がスタート位置に揃い、「スタートの準備が整いました・・」という女性の淡々としたアナウンス。
・・・緊張がはしります・・「プー♪」 ラッパの音と共にスタート!。

一番先頭にいる船頭はかけ声をかけ漕ぐリズムを合わせます。
しかし・・・船はいきなり岸壁の方へ向け斜めに一直線。このままではあわや岸壁に激突か・・・?

「左がんばって漕いで!」と思わず声をかけてしまいました。

その後艇は、左右に蛇行しながら、なんとか折り返しのポールへ。ポールをギリギリに回頭し、ゴールへ向かって一直線と言いたいところだが、相変わらず船は左右へ蛇行します。そうこうしているうちに何とかゴール地点へ。と安堵の一息。
しかし、撮影していた携帯動画は、一番後方の人のお尻しか捉えていませんでした。

「ジェジェジェ!!・・」
なんと3艇のうち1着ゴール。
掲示板には暫定1位の表示が・・、
タイムは2分53秒。なんと3分を切っている。
昨年の成績が4分台のことを考えれば大躍進。
みんなで暫定一位の写真を撮り、もしかしたら準決勝まで残れるのではという淡い期待を持ちつつ、後続のレースを観戦しました。

しかし、レースが進むにつれ、上位タイムが続々と出現、最後には16位・・・
(上位9位とは16秒差)まで順位が落ち、がっかり。

さて、もう1チームの室蘭港湾事務所の「おやじドットこぐ Part2」のレース展開は・・、
オレンジ色の「徐行」の旗をかかげゆっくり漕ぎだしたはいいが、やはり左右に蛇行、蛇行しながら最後の折り返しポールへまっすぐ進んでしまい、軌道修正に時間を要し折り返しで手間取ります。


しかし、相手の艇が偶然にも方向を変えてしまい、その間に軌道修正しゴール。タイムは3分台の2位通過でした。
無念!・・・
その後心地よい風の吹く中、リラックスしながら露店巡りの昼食。他の艇のレースも観戦しながら和気アイアイ。その中でスタッフとして大会運営している室蘭港湾事務所の人たちにねぎらいの言葉もかけながらのんびり過ごしました。
そして2時から決勝レース、圧倒的に強かったのは、60代~20代の男女混合チームの「愛【I】リバー」。パドルさばきが違います。全く蛇行しない。一直線に目標に向かっていく。
よく観察してると、前4人が全力でリズム良く、パドルを浅く水の中に入れて漕いで、後ろの2人が船の進む方向を観ながら漕ぐのを微調整している。
「なるほど! これがコツだったのか!」と感心してました。タイムは予選と同じの1分台の好タイムで優勝。準優勝の「幌別駐屯地360施設中隊ボート部」も、パワーで頑張りましたが、優勝チームの「愛【I】リバー」は予選・決勝全く他を寄せ付けず独走1位で優勝しました。
ちなみにこのチーム「愛【I】リバー」はカヌー愛好者のメンバーで、普段からパドルさばきに熟達しているようでした。
また3位は、予選9位から予想外の快進撃をみせた「チームアンドロメダ2」そしてパフォーマンス賞は、チーム全員が全身を深紅のボディスーツ、黄色いヘルメットで統一した「日鋼アトムズ」。
心地よい初夏の天気の中、”笑いあり、驚きあり、涙は無し”のこのイベント。いっぱい一杯!楽しかったです。
来年は皆さんもぜひ参加しましょう。
私はといえば、怪しいコスチュームとマスクに身をつつみ、子供たちに怖がられながら最後の閉会式まで過ごし、意外な日焼けをしていました。来年からはもう少し子供受けするデザイン。
パックマン2号、3号を開発し、再チャレンジしたいと思います。

BY パックマン