観光 体験 室蘭再発見(春の地球岬と緑地散策路)
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室蘭再発見(春の地球岬と緑地散策路)

※これは平成25年(2013年)6月の情報です。
平成25年6月2日、単身赴任で室蘭に来てから初の散策、天気は快晴・風はそよ風、何処へ行こうか考えもせずに歩いてると地球岬の看板が見えたので、ぶらりと歩いて行ってみることにしました。狭い舗装路を車に気をつけながら、ゆっくりテクテクと登ります。途中振り返ると色々な角度からの室蘭の街並が見え、これはいいと感じた風景を携帯電話のカメラで”パチリ”。道ばたの植物や、桜の花を眺めながら、「結構歩くな・・・」と思っていると狭い道路から拡幅された2車線の道路へ出ました。そのまま歩くと、右手にチャラツナイ展望台という看板を発見。上がってみると、結構、樹木に邪魔されて風景が見づらい。
そこには地名由来板があり、それによると・・・
一番大きな円錐上の岩が「ムカル・イソ」と呼ばれる岩でアイヌの伝説では、天地創造の際に神様が使ったマサカリがそのまま岩となった・・・との由来。
この岩を眺めるなら、展望台より手前の橋の上がベストビュー!!
そこからまたテクテクと地球岬へ歩き出す。途中で母恋方面へ行く分かれ道があり、そこから、ちょっと左手の遠くを眺めると樽前山と風不死岳が見える!!
ここから残り約200mいよいよ地球岬到着!!
地球岬からは、眼下に、穏やかな凪にもかかわらず岩場に打ち寄せる激しい波、すぐ近くの海上には観光船、そして目の錯覚かどうかは分かりませんが、やっぱり地球の球体が実感できる眺望でした。
そして遠く海の彼方に恵山岬が、駒ヶ岳は雲が山腹にかかり頂上だけを覗かせている。
!雄大な景色です!!。(・・・早起きしてよかった・・・。)
地球岬の展望台では他にも面白いものがあります。
展望台に立って何気なく足下を見ると、世界の主要都市の地名が、その真ん中には室蘭市。
要するに、室蘭を中心として世界はこの方角にあるという世界地図です。
熱々カップルがこぞって鳴らしている幸福の鐘、地球儀型電話ボックス。
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※幸福の鐘
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※地球儀型電話ボックス
あと反対側の方角の眺めも一興
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※測量山と追直漁港
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※室蘭港と母恋方面
ということで地球岬を後にしてまたテクテク戻ることにしました。すると母恋方面との分かれ道に気になる看板が・・・
「足もちょっと疲れたし、どうしようか・・・ええい!迷うなら行ってしまえ!!」という冒険心で突入。すると・・・
見事なツツジのお出迎えがありました。
色は少し紫がかったピンク色。私もこの色を見たのは初めてでした。
これは幸先が良いと先へ進むと道ばたには、小さく可憐な花々が咲いています。
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※ニリンソウ
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※エンレイソウ(別名 タチアオイ)
エンレイソウを見つけて、写真を撮ってすぐ隣を見ると・・・!!

けれども夏には水色か薄紫
の綺麗な花を付けるでしょう。
ヨモギと間違えないように注意
しましょう。
これらの植物の他にも
可憐で小さな花を多く見かけました。
散策路の途中にあった水辺広場では色々な種類のオタマジャクシが泳いでいて、夏になると多分・・・
♪大合唱ですね。!!♪
水辺広場からはちょっとした登りで、最後はチャラツナイ展望台の近くに出ます。
そこから、来た道を戻ります。中央町の家を出てから帰るまでに所要約2時間半。
運動にはちょうどいいコースですね。
(※短いですが結構アップダウンがあるので、注意しましょう。)
BY T・O