地域に安やすらぎと無限の恵みを送り届ける多目的ダム
金山ダムの目的
洪水を防ぐその一方で、流域の暮らしや豊かな環境を育んでいます
金山ダムは、空知川の洪水を調節して流域の洪水被害を軽減するほか、富良野地区、美唄・浦臼地区のかんがい用水を補給、そして滝川市への上水道用水の供給、さらに発電によって流域の産業の発展に貢献するという、4つの目的を持った多目的ダムとしてつくられました。
Water Scene1
ダムの役割1
洪水を防ぐ、たのもしい「水の調節機能」

ダムの役割2
地域を支える農地へ。 豊富な水はかんがい用水として活用。

また金山ダムには、寒冷地農業用に貯水池表面の暖かい水を取り入れるように工夫された、取水塔が設置されています。
ダムの役割3
ピュアな水は流域の水道用水として送られています。

滝川市に供給されている水は、45,000人が日々の暮らしに利用できる量。この豊かで安定的に供給される水が、うるおいあふれる暮らしを支えています。
ダムの役割4
水のチカラで発電、地域の暮らしを明るく灯して。

KANAYAMA DAM KEY WORD

北海道でただひとつの中空重力式ダム
中空重力式ダムとは、コンクリートダムの一種で、ダム堤体内部に空洞を設け、揚圧力の低減とコンクリートの節約を図ったダム形式です。
昭和40年当時、ダムの建設に必要なコンクリートが高価であり、その節約による経済性の追求を図ったダム形式で、現在では施工が複雑になりすぎること等のため、わが国では採用されていません。