金山ダム管理支所 環境やイベント
環境やイベント
豊かな自然を生かし、笑顔と夢が集う水辺環境を創るために
水面に映る四季の山肌。金山ダムの背景は雄大な北海道です。
四季のうつろいをその山並みに映し出す勇壮たる山々。かなやま湖の周辺は、エゾマツやダケカンバ、トドマツなどの亜寒帯性樹林に覆われ、またヒグマやエゾシカ、キタキツネやエゾリスなど大小さまざまな動物や、クマゲラやカワセミなど多くの種類の鳥類が、豊かな自然の中で棲息しています。またかなやま湖と空知川には、”幻の魚”といわれるイトウをはじめ、様々な魚類の生息も確認されています。

● 魚類/イトウ、オショロコマなど
● 植物/アカミノルイヨウショウマなど
● 陸生昆虫類/リシリヒトリガ、ヒメウスバシロチョウなど
● 鳥類/マガン、コハクチョウなど
● 両生類・は虫類・哺乳類/ヒグマ、エゾシカなど
● ダム下流の無水区間の解消
金山ダムは昭和42年に建設され発電所の放水口がダムより約5.1km離れています。そのためダム下流約1.0kmが無水区間、約4.1kmが減水区間となっていました。そのため、地元自治体や住民などから清流の回復を求める声が高まっていました。
こうした南富良野町の要望に応え、金山ダムの利水者である北海道電力(株)の協力を得て発電放流の一部を利水放流施設より河川に放流されることになりました。
この放流は平成10年7月8日より実施しています。
放流概要
放流日 4月1日から10月31日まで
放流時間 6時から19時まで
放流量 0.3m3/s
● 弾力的管理試験
平成10年度から4月から10月までダム直下流に0.3m3/sの放流を始めました。さらに平成12年度からはダムの弾力的管理試験を行っています。
弾力的管理試験とは洪水期は空容量となっている洪水調節容量に安全性を確保した上でその容量に一部貯留し、適切な放流をすることでダム下流の河川環境の保全に役立てるために実施しているものです。実施概要は以下の通りです。これにより7月から9月までは今までの放流と併せることにより、24時間の放流を行うことが可能となりました。
放流概要
放流日 7月1日から9月30日まで
放流時間 19時から6時まで
放流量 0.3m3/s
豊かな環境の中で様々なイベントが開催されています。
かなやま湖は、教育・スポーツなど各種のイベントや講習会・教室・遠足・ダム見学会など、地域の人々の利用はもちろん、多くの人々に様々な利用がされています。
なかでも、昭和47年から開催されている「太陽と森と湖の祭典」(かなやま湖・湖水まつり)は、夏を彩る恒例イベントとしてすっかり定着。
毎年道内外より多くの観光客を招いています。
●開催日:7月最終日曜日
なかでも、昭和47年から開催されている「太陽と森と湖の祭典」(かなやま湖・湖水まつり)は、夏を彩る恒例イベントとしてすっかり定着。
毎年道内外より多くの観光客を招いています。
●開催日:7月最終日曜日
-
太陽と森と湖に親しむ博覧会に合わせて行われるダム見学会
-
ダムと湖を結ぶ、水と緑のネットワーク かなやま湖周辺のみどころMAP
かなやま湖はその誕生以来、恵まれたロケーション、多彩な観光資源などから、キャンプ場周辺を中心にキャンプ・カヌー・ラフティング、魚釣りなど多彩なアウトドアライフのステージとなっています。
このアウトドアへの関心の高まりに応えるとともに、自然環境の保全を図るため、金山ダムではエリアを設定し、これらを結ぶネットワークを形成しました。お年寄りから子供、体の不自由な方など、だれもが広大で豊かな自然を満喫し、気軽に利用できるよう整備をすすめています。
このアウトドアへの関心の高まりに応えるとともに、自然環境の保全を図るため、金山ダムではエリアを設定し、これらを結ぶネットワークを形成しました。お年寄りから子供、体の不自由な方など、だれもが広大で豊かな自然を満喫し、気軽に利用できるよう整備をすすめています。