更喜苫内防雪の事業概要
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一般国道40号 更喜苫内防雪 事業概要
一般国道40号更喜苫内防雪は、暴風雪等による交通障害の解消や正面衝突事故を防止し、確実性、安全性を向上させることを目的として、平成17年度より整備を進め、平成26年度に本線が完成しました。
当該事業では、北海道の優れた資源・特性を活かし、整備の工夫による道路構造(北海道スタンダード)による対策を行ってきました。
北海道スタンダードによる対策等の実施に当たっては、一般国道40号が安全・安心・快適でより利用者に満足していただけるよう、事業着工時より、地域の利用者や自治体関係者等を含めた検討会「更喜苫内ワークショップ」を開始し、事業を進めてきました。
当該事業では、北海道の優れた資源・特性を活かし、整備の工夫による道路構造(北海道スタンダード)による対策を行ってきました。
北海道スタンダードによる対策等の実施に当たっては、一般国道40号が安全・安心・快適でより利用者に満足していただけるよう、事業着工時より、地域の利用者や自治体関係者等を含めた検討会「更喜苫内ワークショップ」を開始し、事業を進めてきました。

■区 間/自 天塩郡豊富町字開源
(上サロベツ)
至 稚内市朝日1丁目
■計画延長/18.7キロメートル
■事業着手/平成17年度
■完成年度/平成26年度
一般国道40号更喜苫内防雪の整備効果
一般国道40号 更喜苫内防雪 整備の工夫による道路構造 (北海道スタンダード)
国道40号更喜苫内防雪では、北海道の優れた資源・特性を活かした整備の工夫による道路構造(北海道スタンダード)により、対策を実施しました。
(1)両側防雪林
吹雪や吹きだまりに対しても通行止めにならない信頼性の提供
【特徴】
・両側防雪林の整備により多方向からの季節風に対応
・北海道らしい良好な道路景観を形成
・両側防雪林の整備により多方向からの季節風に対応
・北海道らしい良好な道路景観を形成
(2)中央帯(幅広緑地型・ガードレール型・マウントアップ型)
事故なく走行できる安全性の提供
【特徴】
・上下線を物理的に分離
・地域景観に配慮し、人工物を極力排除した幅広緑地型中央帯を採用
・上下線を物理的に分離
・地域景観に配慮し、人工物を極力排除した幅広緑地型中央帯を採用
(3)ゆずり車線
多様な速度ニーズを満足する
速達性・快適性の提供
速達性・快適性の提供
【特徴】
・ゆずり車線設置により、安全安心な追越機会を提供
・ゆずり車線設置により、安全安心な追越機会を提供
(4)防雪林管理用道路(副道)
アクセスコントロールにより、本線走行車両の安全性・円滑性の向上
【特徴】
・防雪林管理用道路を沿道利用者等の道路(副道)として活用
・取付道道等からの本線出入り制限し、交差点を削減
・中央帯開口部は沿道利用状況を勘案し、最低限必要な箇所に設置
・防雪林管理用道路を沿道利用者等の道路(副道)として活用
・取付道道等からの本線出入り制限し、交差点を削減
・中央帯開口部は沿道利用状況を勘案し、最低限必要な箇所に設置
(5)ハイパワーLED
視線誘導による吹雪時の安全性の提供
【特徴】
・冬期や夜間の視線誘導対策として設置
・車道外郭線位置を照射し、道路幅を明示
・冬期や夜間の視線誘導対策として設置
・車道外郭線位置を照射し、道路幅を明示
一般国道40号 更喜苫内防雪 地域協働による取り組み (協働型インフラマネジメント)
一般国道40号が安全・安心・快適でより多くの利用者の満足度を高めることを目的としてワークショップ(WS)を開催しました。
ワークショップは、学識経験者や地域の方々と協働で、参加者から頂いた意見等により地域特有の課題を明らかにした上で、対応策を検討し、事業の改善に反映しました。
ワークショップは、学識経験者や地域の方々と協働で、参加者から頂いた意見等により地域特有の課題を明らかにした上で、対応策を検討し、事業の改善に反映しました。
協働型インフラマネジメントとは
道路管理者が、道路利用者及び関係主体と協働で、地域のニーズや地域特性に合致した道路構造及びその利用の維持管理の実現、さらには地域の活性化を目的とした新たな道路計画・整備・運用あるいは啓発活動等を、体系的、継続的、協働的に推進するために、組織体制及びその運営方法。
道路管理者が、道路利用者及び関係主体と協働で、地域のニーズや地域特性に合致した道路構造及びその利用の維持管理の実現、さらには地域の活性化を目的とした新たな道路計画・整備・運用あるいは啓発活動等を、体系的、継続的、協働的に推進するために、組織体制及びその運営方法。