河川敷道路(緊急用河川敷道路)
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河川敷道路(緊急用河川敷道路)
緊急用河川敷道路は、大規模な災害の発生時に備えて、緊急時の避難路や物資輸送路の確保のために河川敷に作られた道路のことです。
普段はサイクリングやジョギング等を楽しむ絶好のコースとなっており、毎日たくさんの方々に通勤・通学、散策等様々な形で利用していただいております。
災害時の利用
緊急車両等の通行
旭川地区の緊急用河川敷道路は被災時の緊急車両等の通行を確保するため、「北海道緊急輸送道路ネットワーク」の一部として、他の国道等の幹線道路と合わせ、自衛隊、総合病院等、主要な防災拠点を結ぶネットワークを形成しています。
(参考)北海道緊急輸送道路ネットワークとは
「緊急輸送を確保するために必要な道路」(緊急輸送道路)は、地震直後から発生する緊急輸送を円滑かつ確実に実施するために必要な道路であり、緊急輸送道路ネットワーク計画を策定し、整備が行われています。
(参考)北海道緊急輸送道路ネットワークとは
「緊急輸送を確保するために必要な道路」(緊急輸送道路)は、地震直後から発生する緊急輸送を円滑かつ確実に実施するために必要な道路であり、緊急輸送道路ネットワーク計画を策定し、整備が行われています。
大地震直後の道路状況
過去の大地震においては、道路の被災や交通の集中により渋滞が発生し、緊急車両等の通行に影響が生じました。
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阪神・淡路大震災後一般車両により渋滞した道路(兵庫県神戸市)写真:近畿地方整備局提供
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新潟県中越沖地震後の渋滞に巻き込まれた救援車両(新潟県柏崎市)写真:北陸地方整備局提供
【緊急用河川敷道路を活用した災害時の輸送体制(イメージ)】
緊急用河川敷道路は他の緊急輸送道路とネットワークを形成しています。
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緊急用河川敷緊急用河川敷道路を利用した災害時の輸送体制イメージ
関連施設
緊急用河川敷道路から一般道路へアクセスするための取付道路や火災時の消火用水を取水するための取水護岸の整備等も合わせて実施しています。
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石狩川の消火用水取水護岸で訓練中の消防車
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緊急用河川敷道路と一般道路を結ぶ取付道路
通勤・通学・レクリエーション
旭川は石狩川をはじめ忠別川、美瑛川、牛朱別川などの多くの川が市内を流れ、河川は良好な癒しの空間を形成しています。郊外から中心市街地にかけ連続して整備された緊急用河川敷道路は、通勤・通学、サイクリング、ジョギング、散策等に盛んに利用されています。
また、緊急用河川敷道路はマラソンやサイクリング大会等のイベントや、河川敷や沿川で行なわれるイベント会場へのアクセスルートとして多くの人に利用されています。
また、緊急用河川敷道路はマラソンやサイクリング大会等のイベントや、河川敷や沿川で行なわれるイベント会場へのアクセスルートとして多くの人に利用されています。
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サイクリング大会での利用状況
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マラソン大会での利用状況
近年の主なイベント開催状況
イベント名 | 開催場所 |
ツールド北海道2006 | 旭橋上流右岸広場 |
2007年旭川マラソン | 石狩川堤防 |
北海道音楽大行進 | リベライン旭川パーク 永隆橋通~宮下通 |
第18回石狩川フェスティバル | 北旭川大橋下流特設会場 |
2008読売花火大会 | リベライン旭川パーク |
第56回道新納涼花火大会 | 石狩川河川敷(旭橋~新橋間) |
平成20年旭川夏まつり | 旭橋河畔 |
第14回たくけんウォーク | 花咲公園~石狩川河川敷 |
第50回旭川冬まつり | 石狩川旭橋河畔 |
河川管理
旭川河川事務所では、河川管理施設の異常、樹木の繁茂や土砂の堆積、ゴミや不法投棄等の状態を把握するため河川巡視を行なっています。また、治水のための護岸整備、河道掘削等を実施しています。
緊急用河川敷道路は、このような河川巡視や工事用車両の通行に利用しています。
緊急用河川敷道路は、このような河川巡視や工事用車両の通行に利用しています。
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河川巡視の状況
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工事用車両の通行状況