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平成13年度開発予算

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平成13年度開発予算

釧路開発建設部平成13年度管内事業概要より 

事業別の構成

  • 事業別の円グラフ
事項 平成13年度
予算額
治水 35億6百万円
道路整備 215億5千2百万円
港湾整備 152億3千1百万円
空港整備 19億2千3百万円
都市環境整備 19億4千7百万円
農業農村整備 432千5百万円
水産基盤整備 36億7千万円
合計 521億5千4百万円

事業

治水
事 業 別 地区別等 事業の概要



 直轄河川改修 釧路川
標津川
 築堤3,010m
 河岸保護工380m
 直轄河川維持修繕 釧路川  堤防除草1式 、護岸修繕1式
 直轄河川環境整備 釧路川
標津川
 河道掘削1式 
 高水敷整備1式
 直轄河川工作物関連
 応急対策
釧路川  樋門補修1式
 河川事業調査 釧路川  
道路整備
事業区分等 路線名・地区名等 事  業  の  概  要

一般国道直轄改修

38・44号(釧路市・釧路町)
 【釧路外環状道路】 改良工事、橋梁工事
44号(根室市)
 【根室道路】 改良工事
釧路中標津道路(別海町)
釧路中標津道路(標茶町)
 【春別道路】 改良・舗装工事、橋梁工事
 【阿歴内道路】 環境影響調査
272号(標津町)
 【標津除雪拡幅】 改良工事
334号(羅臼町)
 【知床峠】 改良工事
335号(羅臼町)
 【茶志別局改】 改良工事
直轄道路維持修繕
維持
 舗装補修 構造物補修 橋梁塗装 
 経常的維持作業等
修繕
 舗装修繕
 防震災事業[44号橋梁補修 240号・391号法面修繕]
交通連携推進道路
38号(釧路市)
 【釧路新道】改良工事、橋梁工事
雪寒地域道路
除雪
 一般除雪 運搬排雪 歩道除雪 附帯除雪
防雪
 スノーシェッド[241号] 防雪柵[244号・272号]
 雪崩防止柵[243号]
地方道直轄改修
北見白糠線(白糠町)
 改良工事
港湾整備
港湾名 事業区分 事  業  の  概  要
重要港湾
釧路港
直轄港湾改修
〔東港地区〕 南外防波堤 [継続]
〔西港地区〕 港湾施設用地(完了)
水深14m岸壁(完了)
水深12m岸壁[継続]
水深10m岸壁[継続]
水深12m泊地(完了)
水深14m泊地[継続]
島防波堤[継続]
水深15m航路[継続]
水深10m泊地(完了)
重要港湾
根室港
直轄港湾改修
〔花咲地区〕 東外防波堤[継続]
東外防波堤改良[継続]
〔根室地区〕 島防波堤(完了)
北副
防波堤[継続]
水深5.5m耐震岸壁(完了)
港湾施設用地(完了)
地方港湾
霧多布港
直轄港湾改修
〔本港地区〕 道路(着工・完了)
防波堤波除[継続]
水深3.5m物揚場[継続]
空港整備
空港種別 空港名 事  業  の  概  要

第2種空港(A)

釧路空港 道路・駐車場、用地造成、照明施設
都市環境整備
事業区分等 路線名・地区名等 事  業  の  概  要

交通安全
施設等整備

38号外  歩道整備 [38・44号]
 附加車線設置 [38号]
 交差点改良 [391号]
 道路情報提供設置
農業農村整備
1.実施地区
事業種別 地区名 関係
市町村名
受益面積(ha)
計画概要
直轄明渠排水 駒牧地区 釧路市

520 

 排水路  3条
アトサヌプリ地区 弟子屈町

310 

 排水路  1条
国営環境保全型
かんがい排水
別海地区 別海町

7,800 

 用水路 14条
 排水路 30条
はまなか地区 浜中町

13,070 

 用水路 23条
 排水路 46条
国営総合農地防災 鶴居第1地区 鶴居村
標茶町

519 

 排水路  4条
 農地保全 519ha
2.調査計画地区
調査名 地区名 関係市町村名
受益面積(ha)
国営等事業地区
計画調査
別海南部地区 別海町

12,700 

水産基盤整備
種 別 漁港名 地区名 事  業  の  概  要

第3種

厚岸漁港 湖北地区
 係留施設 : 水深5m岸壁補修[着工・完了] 106m
 水域施設 : 水深5m泊地補修[継続] 10,600m2
 輸送施設 : 道路改良[着工] 106m
湖南地区  係留施設 : 船揚場改良[継続] 250m
落石漁港 落石地区  係留施設 : 水深3m岸壁改良[完了] 1式
浜松地区  外郭施設 : 北防波堤[継続] 120m

第4種

温根元漁港    外郭施設 : 北防波堤[継続] 55m
 輸送施設 : 道路改良[着工・完了] 90m
羅臼漁港    外郭施設 : 南護岸[継続] 162m
 係留施設 : 水深3.5m岸壁[継続] 277m
 係留施設 : 水深3m岸壁補修[継続] 63m      
 輸送施設 : 道路[継続] 252m
 輸送施設 : 道路補修[継続] 69m
 用   地 : 漁港施設用地[継続] 10,000m2
  • 管内市町村の概況

位置・気候

 管内は、北海道の最東端に位置し、南部は太平洋に、北部は千島火山帯に属する阿寒・知床連峰が連なり、西部は白糠丘陵に囲まれ、東部はオホーツク海に面した台地や丘陵が広く開けた地域です。また、自然の宝庫として阿寒・知床の両国立公園を始め、広大な釧路湿原国立公園を擁していることでも知られています。
 釧路市など沿岸部では、春から夏にかけて海流や気圧の影響により海霧が発生し、冷涼多湿な日が多くなります。反面、秋から冬にかけては、大陸性高気圧の影響により晴天の日が続きます。日照時間が多くなり、降水量も少なく乾燥した日が多くなります。

面積・人口

 管内は2市12町1村からなり、その面積は釧路支庁管内5,997キロメートル2、根室支庁管内3,540キロメートル2(歯舞諸島を含む)合わせて9,537キロメートル2で、全道面積83,453キロメートル2(歯舞諸島を含む)の11.4%を占めています。平成13年1月末現在の人口は36万8千人(釧路支庁管内28万人、根室支庁管内8万8千人)で、全道人口571万9千人の6.4%を占めています。また人口密度は、市部310人/キロメートル2、郡部16人/キロメートル2となっています。
市町村名
面積(キロメートル2 人口(人) 市町村名の由来 市町村の概況










釧路市
221.61 193,547
「クッチャロ」(のどの意)から転か
 道東の社会、経済、文化の中心都市。日本一の広さの釧路湿原を背後に擁し、観光都市としての飛躍もめざましい。平成5年6月にはラムサール条約締約国会議を開催し、国際都市化への推進を図っている。
釧路町 252.57
22,784
大正9年釧路町(現釧路市)から分村。昭和55年町制施行
 釧路市のベットタウンとして、管内で唯一人口が増え続けている。湿原内を流れる釧路川の蛇行が望める細岡大観望もあり、観光拠点として有名。さお前昆布で知られる昆布産地。また、近年北限大根の釧路町ブランド化の確立を目指している。
厚岸町
734.79 12,691
「アッケシ」(かきのあるところの意)から転か
 牡蠣を中心とした漁業の町。“とる漁業”から“育てる漁業”への転換を進め、安定した漁業経営を目指している。食文化の向上に向けた基地として、味覚ターミナル「コンキリエ」が建設され、観光面での一翼を担っている。
浜中町 427.65 7,657
「オタノシケ」(浜辺の中央の意)を意訳したもの
 漁業の酪農が中心の町。平成5年6月に霧多布湿原がラムサール条約登録湿原となる。平成5年5月にオープンした霧多布湿原センターは、湿原や自然の情報提供と地域交流の場として、多くの人が訪れる。
標茶町
1,099.56 9,626
「シベチャ」(大きな川のほとりの意)から転か
 酪農が中心の町。釧路湿原国立公園の45%をしめる。町営多和育成牧場は2,200haの広さを誇り、牧場内の360度地平線が見えるスケールの大きな“多和平”の牧歌的な風景は、観光名所の一つである。
弟子屈町 774.70 9,546
「テシカガ」(岩盤の上の意)から転か
 阿寒国立公園の56%を占め、全国でも有数の景勝地。摩周湖、屈斜路湖や硫黄山、さらに、川湯温泉、摩周温泉などの名湯を有し、一年中、観光客でにぎわう観光中心の町。
阿寒町
739.37 6,705
「ラカンペツ」(ウグイの産卵する川の意)から転か
 観光と酪農が中心の町。町の総面積の84%を森林が占めている。阿寒国立公園を有し、マリモの生息する阿寒湖が有名。平成8年4月には阿寒国際ツルセンターがオープン。タンチョウを真近に見られる。
鶴居村 572.00 2,585
タンチョウの生息地にちなんで名付けられたもの
 酪農が中心の町。村名のとおりにタンチョウが多く生息し、その保護に努めている。
白糠町 773.67 11,783
「シラライカ」(潮の溢れるところの意)から転か
 漁業と酪農が中心の町。地場産業品を高次加工し販売する、道の駅「しらぬか恋問」があり、観光の拠点として注目されている。郷土芸能「白糠駒踊り」が有名。
音別町 401.37 3,047
「オンペツ」(河口がふさがるところの意)からでたもの
 町の総面積の84%を森林が占めている酪農と林業が中心の町。山菜、特にフキの加工品が有名。
5,997.29 279,971
.
.





根室市 512.64 33,847
「ニムオロ」(樹木が繁茂するところの意)から転か
 古くから北方海域の水産基地として有名。近年、ビザなし渡航が活発化する中、北方領土への拠点都市を目指す。ロシアからのカニの輸入などが盛んである。日本一日の出が早い納沙布岬をはじめ野鳥の宝庫の春国岱などと、花咲ガニが有名。
別海町 1,320.19 17,170
「ペツ・カイエ」(折れ曲がった川の意)から転か
 日本第2位の面積を誇り、酪農と漁業が中心の町。機械化農業の始まりとして「新酪農村」の建設により、大型酪農地帯を形成し酪農生産日本一を誇る。各種乳製品のほか北海シマエビが有名。野付半島の「トドワラ」を訪れる人も多い。
中標津町 684.98 23,456
昭和21年標津町から分村。昭和25年町制施行
 酪農が中心の町だが、根室内陸部の消費中核都市でもある。中標津空港のジェット化とともに「知床国立公園」「野付・風蓮湖道立自然公園」観光の表玄関として知られる。養老牛温泉、開陽台、ムツゴロウ王国などが有名。
標津町 624.46 6,468
「シ・ベツ」(大きな川の意)から転か
 サケの漁獲高日本一を誇る漁業と酪農が中心の町。平成3年9月にオープンした「標津サーモンパーク」を中心にサケにこだわる町づくりが進められ、管内の新たな観光拠点として注目されている。
羅臼町 397.84 6,985
「ラウシ」(獣の骨のある所の意)から転か
 沿岸漁業資源を背景とした漁業と世界に誇れる秘境「知床」を有する観光の町。知床連峰、知床峠から望む国後島などの景勝地に恵まれる。温泉が豊富な地域でもある。近年「海洋深層水」を利用した産業の育成に着手している。
3,540.11 87,926 .
.
合 計
9,537.40 367,897 .
.

農業

 管内の農業は、夏季の気候が冷涼湿潤であることや、低湿地、火山性土に覆われた土地条件等から乳牛等を主体とした酪農経営を中心に発展してきており、平成11年の耕地面積17万9千haの99.4%に当たる17万8千haが牧草地で占められています。
 平成11年の乳牛の飼養状況をみると、飼養戸数3,108戸、飼養頭数29万8千頭で、一戸当たりの平均飼養頭数は96頭で、全道平均の82頭を大幅に上回っており、また平成11年度の生乳生産量も123万7千tで、全道牛乳生産量363万3千tの34.0%を占めている、全道有数の大規模酪農専業地帯を形成しています。

林業

 管内の森林は、阿寒山系の白糠、阿寒及び弟子屈地域を中心に分布しており、森林面積は56万haで、全道の森林面積558万1千haの10%を占めています。
 樹種は、主としてトドマツ、エゾマツ、カラマツ等の針葉樹と、ナラ、カンバ、シナノキ等の広葉樹から形成されています。 また、これを所有別にみると、国有林29万1千haの52.0%が最も多く、次いで私有林19万3千haの34.5%、公有林7万6千haの13.5%となり、森林総蓄積6,280万m3は全道の9.7%を占めています。

水産業

 管内の水産業は、北洋漁場に近い上、暖流と寒流が交わる好漁場が沖合いにあるため、釧路港、根室港を中心に全国的にも有数の水産物供給基地として重要な役割を果たしています。主要魚種は、たら、さけ、さんま等の回遊性の多獲魚が多く、また、沿岸漁業では「とる漁業から育てる漁業」への転換を目指し、栽培漁業の振興が進められてきています。
 平成10年の管内漁獲量は44万tであり、全道の漁獲量155万7千tの28.2%を占めています。

商工業

 管内の工業は、水産、畜産資源を背景にした食料品製造業が中心で、パルプ・紙製造業も盛んです。
 工業の平成10年の事業所数は、767で全道9,498の8.1%、製造品出荷額は5,984億7千万円で全道5兆8,802億7千万円の10.2%を占めています。
 また、商業の平成11年の事業所数は5,176で全道71,980の7.2%、年間販売額1兆2,108億2千万円で全道22兆3,000億円の5.4%を占めています。

観光

 管内は、阿寒、知床、釧路湿原の三つの国立公園と野付・風蓮、厚岸、斜里岳の三つの道立自然公園を有するなど、風光明媚で自然豊かな観光資源に恵まれています。近年、これらの自然に魅せられたアウトドアライフや釧路湿原を楽しむホーストレッキングなど、これまでの見る観光から体験型観光へと観光産業に対する大きな期待も高まっています。
 平成11年度の管内観光客入り込み数は、1,046万人で全道の1億4千939万人の7.0%を占めています。

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