国土交通省北海道開発局 釧路開発建設部 -せんけんフォーサイト-

平成25年度事業費総括表

事　　項	平成25年度予算額
治　水	11億1千2百万円
道　路　整　備	233億6千6百万円
港　湾　整　備	42億9千万円
空　港　整　備	1億5千4百万円
都市水環境整備	1億2千2百万円
農業農村整備	53億5千5百万円
水産基盤整備	29億5千5百万円
計	373億5千5百万円

※1． 農業農村整備及び水産基盤整備を除き、工事諸費は含まれていない。
   2.  四捨五入の関係で計と内訳が一致しない場合がある。

国が管理する一級河川釧路川水系において、弟子屈地区の河道整備等により治水機能の向上を図ります。

  災害に強い広域交通ネットワークを構築するため、今後想定される地震、津波発生時や豪雨・豪雪時に現道が寸断することにより広域交通に影響を及ぼすおそれがある区間について、代替性の確保のため高規格幹線道路や地域高規格道路の整備を推進します。
　また、冬期の積雪や地吹雪等による交通障害の発生を抑制し、安全で信頼性の高い道路交通を確保するため、冬期道路管理の重点化、道路防雪対策を推進します。

 

※平成25年4月1日現在。実延長は、総延長から路線が重なっている区間の長さ（重用延長）及び未供用延長を除いた長さ。
四捨五入の関係で合計と内訳が一致しない場合がある。336号はすべて38号と重用。

 

  東北海道は、酪農に適した冷涼な気候・広大な大地や寒流・暖流の混ざり合う好漁場を有する地域であり、全国の3割以上の牛乳生産量、また、1割以上の漁業生産量を誇るなど、我が国の食料供給基地として非常に重要な役割を果たしています。
　さらに釧路港背後には2大製紙工場が立地し、新聞紙等の生産拠点として、また、根室地域は北方領土との交流拠点としての機能を担うとともに、阿寒・釧路湿原等の観光資源に恵まれた地域となっています。
　このような特徴を有する東北海道と本州方面や海外との物流・交流のさらなる円滑化を図るとともに、地場産業の拠点や生活基盤として地域の特性を活かした港湾整備を行います。また、東日本大震災を教訓に津波対策の強化として防波堤整備を行います。

                                                          港湾整備事業の概要

  東北海道は、世界自然遺産の知床、阿寒・釧路湿原他多数のラムサール条約登録地など、自然に恵まれており、多数の国内・国外の観光客が訪れる中、釧路空港はその交流の玄関口として重要な役割を担っています。
　 国内・国外航空路線網の基幹空港である釧路空港において、航空機の安全運航に必要な基本施設の老朽化に伴う更新改良を実施します。
　
【釧路空港】
　航空機の安全な運航を確保するため、劣化により機能低下している滑走路の更新・改良を進めるとともに、場周道路及び保安道路についても老朽化対策を実施し空港機能を保持します。
　また、北側高盛土の地下水対策の調査、検討を実施します。

                                                        空港整備事業の概要

  管内の農業は、酪農を主体とした経営が盛んで、経営の安定を目指した事業を展開しています。

                                            農業農村整備事業の概要

  国が管理する一級河川釧路川水系において、釧路湿原自然再生事業を推進します。

                                                    都市水環境整備事業の概要

  東北海道は、全国の1割以上の漁業生産量を誇る日本有数の漁業基地であり、我が国の食料供給基地として非常に重要な役割を果たしています。
　 こうした東北海道において、これからも水産物を安定的に供給する役割を果たしていくことはもちろんのこと、地域の基幹産業である水産業のさらなる振興を図るため、地域特性を踏まえた漁港整備を進めます。
　 また、漁港施設の機能維持、長寿命化によるライフサイクルコストの低減を図るため、調査等を実施します。

                                                   水産基盤整備事業の概要