釧路川氾濫解析結果
釧路川氾濫解析結果
洪水氾濫シミュレーション情報の公開について
更新日:平成11年11月18日
更新日:平成11年11月18日
はじめに
北海道開発局では、各地で毎年のように発生している洪水氾濫を減少させるため、治水施設の整備を進めていますが、その完成までには長い年月を要する状況にあります。
こうした状況に鑑み、洪水により氾濫が生じた場合に備えて、事前に地域住民の方々と、河川の氾濫に係る「情報の開示と共有」を図るというソフト面での対策を進めています。
これまで、平成5~7年度にかけて、「自分の住んでいる地域がどのような浸水被害を受けるのか認識を深め、水防への関心を高め、緊急時の水防・避難活動への活用に役立てる」ことを目的に、洪水時に堤防が破堤したという仮定のもとでの洪水氾濫シミュレーション情報を「洪水氾濫危険区域図」として公開しました。
今回、1級河川釧路川水系釧路川の洪水氾濫シミュレーション情報をインターネットを通じて公開することとしました。
こうした状況に鑑み、洪水により氾濫が生じた場合に備えて、事前に地域住民の方々と、河川の氾濫に係る「情報の開示と共有」を図るというソフト面での対策を進めています。
これまで、平成5~7年度にかけて、「自分の住んでいる地域がどのような浸水被害を受けるのか認識を深め、水防への関心を高め、緊急時の水防・避難活動への活用に役立てる」ことを目的に、洪水時に堤防が破堤したという仮定のもとでの洪水氾濫シミュレーション情報を「洪水氾濫危険区域図」として公開しました。
今回、1級河川釧路川水系釧路川の洪水氾濫シミュレーション情報をインターネットを通じて公開することとしました。
資料公表の狙い
洪水氾濫シミュレーション結果をビジュアル化することで、その現象を分かりやすく情報提供して、以下のような効果を狙いとするものです。
●流域に住んでいる方々には
(1) 自分の住んでいる地域の洪水氾濫による浸水被害の可能性の有無について認識を深めてもらう。
(2) 水防への関心を高め、緊急時の水防、避難活動などに活用してもらう。
●水防団には
(1) 緊急時の水防、避難活動の計画づくりに活用してもらう。
●市町村には
(1) 「洪水ハザードマップ」作成のための基礎資料として活用してもらう。
(2) 「地域防災計画」策定に反映してもらう。
●流域に住んでいる方々には
(1) 自分の住んでいる地域の洪水氾濫による浸水被害の可能性の有無について認識を深めてもらう。
(2) 水防への関心を高め、緊急時の水防、避難活動などに活用してもらう。
●水防団には
(1) 緊急時の水防、避難活動の計画づくりに活用してもらう。
●市町村には
(1) 「洪水ハザードマップ」作成のための基礎資料として活用してもらう。
(2) 「地域防災計画」策定に反映してもらう。
計算条件について
氾濫シミュレーション計算条件及び表示内容は以下のとおりです。
●100年に1回程度起こる大雨を対象
対象としている降雨は、標茶基準点において、概ね100年に1回程度起こる大雨で、1日間の総雨量182mm(昭和16年9月洪水182mmの 1.0倍)という降雨です。
●想定した破堤地点
氾濫シミュレーション計算において想定した破堤地点は、仮に堤防が決壊した時に被害が大きくなると考えられる地点であり、必ずしも氾濫の危険性が高い地点ということではありません。
●中小河川の氾濫
釧路川以外に支川のオソベツ川からの氾濫についても計算していますが、これ以外の中小河川からの氾濫は考慮していません。
●氾濫域は格子状
氾濫シミュレーション計算を行う際には、土地(氾濫域)を格子状(メッシュ 約250m×250m)に分割して計算しています。したがって、土地の高さなどはメッシュ内を平均化して取り扱っているため、実際の地形変化(道路等の微地形、構造物等の影響)と異なっており、実際に起きる浸水状況とは差があると考えられます。
●表示内容
氾濫シミュレーション計算は、あくまでも想定した破堤地点において堤防が決壊した場合に、どのような範囲まで洪水氾濫が及ぶかを計算したものです。したがって、実際に起きる浸水状況とは差があると考えられますが、洪水氾濫の状況を概ね表現しています。
洪水氾濫危険区域図は、各想定破堤地点において、想定氾濫域の最大浸水深及び、破堤後の浸水区域の広がりを時間を追って表示しています。
また、洪水氾濫危険区域図に示した浸水域は、想定した各破堤地点における最大浸水域を重ね合わせて、これらのうち最大のものを表示しています。
●100年に1回程度起こる大雨を対象
対象としている降雨は、標茶基準点において、概ね100年に1回程度起こる大雨で、1日間の総雨量182mm(昭和16年9月洪水182mmの 1.0倍)という降雨です。
●想定した破堤地点
氾濫シミュレーション計算において想定した破堤地点は、仮に堤防が決壊した時に被害が大きくなると考えられる地点であり、必ずしも氾濫の危険性が高い地点ということではありません。
●中小河川の氾濫
釧路川以外に支川のオソベツ川からの氾濫についても計算していますが、これ以外の中小河川からの氾濫は考慮していません。
●氾濫域は格子状
氾濫シミュレーション計算を行う際には、土地(氾濫域)を格子状(メッシュ 約250m×250m)に分割して計算しています。したがって、土地の高さなどはメッシュ内を平均化して取り扱っているため、実際の地形変化(道路等の微地形、構造物等の影響)と異なっており、実際に起きる浸水状況とは差があると考えられます。
●表示内容
氾濫シミュレーション計算は、あくまでも想定した破堤地点において堤防が決壊した場合に、どのような範囲まで洪水氾濫が及ぶかを計算したものです。したがって、実際に起きる浸水状況とは差があると考えられますが、洪水氾濫の状況を概ね表現しています。
洪水氾濫危険区域図は、各想定破堤地点において、想定氾濫域の最大浸水深及び、破堤後の浸水区域の広がりを時間を追って表示しています。
また、洪水氾濫危険区域図に示した浸水域は、想定した各破堤地点における最大浸水域を重ね合わせて、これらのうち最大のものを表示しています。
釧路川氾濫解析結果
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この地図の作製に当たっては、建設省国土地理院長の承認を得て、同院発行の2万5千分の1地形図及び数値地図250m(標高)を使用したものである。
(承認番号 平11総使、第115号)
(承認番号 平11総使、第115号)