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管内市町村の紹介

釧路市

 ひがし北海道の拠点として経済・文化・医療の中心を担う。主力の酪農、水産業による豊富な食材と釧路湿原、阿寒摩周の2つの国立公園をはじめとする雄大な自然などの地域資源を生かし、観光の振興や移住・長期滞在の促進を図り、まちづくり基本構想に掲げる「つながる まち・ひと・みらい ひがし北海道の拠点都市・釧路」の実現に向けたまちづくりを進めている。

◯市町村名の由来
 アイヌ語「クシベツ」あるいは「クシナイ」(通り抜けることのできる川の意)から転訛(他諸説あり) 
  • 釧路市シンボル
  • 釧路市(霧の幣舞橋) 霧の幣舞橋

釧路町

 釧路湿原国立公園と厚岸霧多布昆布森国定公園の二つの自然公園を有し、国道沿いには郊外型ショッピングゾーンが形成されている。北部の市街地周辺部では、「ほくげん大根」など野菜生産や酪農・畜産が行われ、南部の太平洋岸では、「仙鳳趾(せんぽうし)の牡蠣」や昆布森産の昆布など漁業が盛ん。別保公園にあるロ・バザールでの地元農・水産品の直売が人気である。

◯市町村名の由来
 アイヌ語「クシュル」(越える道・通る道の意)から転訛(他諸説あり)
 

  • 釧路町シンボル
  • 釧路町(釧路川でのカヌー風景) 釧路川でのカヌー風景

厚岸町

 江戸時代から東北海道の拠点として発展してきた歴史をもつ。恵まれた自然環境の下、独特な地形を背景に発展してきた基幹産業である漁業と酪農業の町。道の駅である「コンキリエ」を中心に、特産品の牡蠣や「厚岸ウイスキー」を活かした食文化の推進と令和3年3月の「厚岸霧多布昆布森国定公園」の誕生を契機とした観光のまちづくりに力を入れている。

◯市町村名の由来
 アイヌ語のアッ・ケ・ウシ・イ(アッ=オヒョウニレの皮を、ケ=剥ぐ、ウシ=いつもする、イ=処)であるという。
  • 厚岸町シンボル
  • 厚岸町(御供山から望む厚岸湖) 御供山から望む厚岸湖

浜中町

 令和5年にGI登録された浜中養殖うにや、国内有数の生産量を誇る天然昆布、高級アイスクリームの原料となる生乳を生産する一次産業の町である。雄大な霧多布湿原は平成5年にラムサール条約湿地に登録され、平成13年に北海道遺産に選定、令和3年には厚岸霧多布昆布森国定公園に指定された。太平洋を一望できる温泉「ゆうゆ」は、交流の場として利用されている。


◯市町村名の由来
 アイヌ語「オタ・ノシケ」(砂浜の中央の意)を意訳したもの

  • 浜中町シンボル
  • 浜中町(雄大な霧多布湿原) 雄大な霧多布湿原

標茶町

 釧路湿原、阿寒摩周の2つの国立公園と、厚岸霧多布昆布森国定公園に囲まれた酪農が中心の自然豊かな町で、釧路湿原国立公園の約43%を占める。釧路川でのカヌー体験などがアクティビティとして人気。町営育成牧場は2,128haと全国でも有数の広さを誇り、牧場内にある多和平展望台からの風景は360°地平線が見渡せることから観光名所の一つになっている。

◯市町村名の由来
 アイヌ語「シペッチャ」(大きな川のほとりの意)から転訛

  • 標茶町シンボル
  • 標茶町(多和平から望む斜里岳) 多和平から望む斜里岳

弟子屈町

 阿寒摩周国立公園の56%を占め、摩周湖や屈斜路湖、硫黄山など全国でも有数の景勝地と、川湯温泉、摩周温泉など名湯を抱える観光の町。屈斜路湖の雲海や星空観察、カヌーにトレッキング、サイクリング、キャンプなど四季折々の大自然を満喫できる。第一次産業では酪農や畑作が盛んで、牛のおっぱいミルクや摩周メロン、摩周そば、摩周ルビー(いちご)が有名である。

◯市町村名の由来
 アイヌ語「テシカガ」(岩盤の上の意)から転訛

  • 弟子屈町シンボル
  • 弟子屈町(屈斜路湖と白鳥) 屈斜路湖と白鳥

鶴居村

 酪農が基幹産業。釧路湿原国立公園に隣接しタンチョウが舞う自然豊かな村。平成20年の「日本で最も美しい村」連合への加盟を契機に、地域資源の保護と地域経済の発展に寄与する活動を進めている。また、大正末期から昭和40年代まで開拓を支えた簡易軌道が、平成30年に北海道遺産「北海道の簡易軌道」として選定され、貴重な地域資源として注目されている。

◯市町村名の由来
 タンチョウの生息地にちなんで名付けられたもの

  • 鶴居村シンボル
  • 鶴居村(タンチョウのたわむれ) タンチョウのたわむれ

白糠町

 釧路市の西隣で南は太平洋に面しており、冷涼な気候で、秋から冬にかけての日照時間が長く、道内でも降雪量が少ないまちである。第一次産業を中心としたまちで、漁業では1年を通して様々な海産物が水揚げされる。農業では酪農、畜産、畑作など幅広く生産されている。「子育て応援日本一の町」を目指して、子育て支援施策に力を入れて取り組んでいる。

◯市町村名の由来
 アイヌ語「シラリ・カ」(平磯を越えるの意)から転訛

  • 白糠町シンボル
  • 白糠町(鍛高のシソ畑) 鍛高のシソ畑

根室市

 太平洋とオホーツク海に面し、北方海域の豊かな水産資源を背景に日本有数の水産都市として発展。14年連続水揚げ量日本一を誇る秋の味覚さんまや花咲ガニなど海の幸が豊富であり、北方領土返還要求運動原点の地として、全国の先頭に立つ。ラムサール条約湿地に登録されている風蓮湖・春国岱は、国内屈指の野鳥の宝庫であり、国内外から多くの観光客が訪れる。

◯市町村名の由来
 アイヌ語「ニムオロ」(樹木が繁茂する所の意)から転訛(他諸説あり)
  • 根室市シンボル
  • 根室市(春国岱の夕景) 春国岱の夕景

別海町

 広大な面積を誇る、酪農と漁業が中心の町。広大な草地と豊富な水資源を生かし、大型酪農地帯を展開、各種乳製品のほか、北海シマエビ・秋鮭・ホタテなどの海産物が有名である。平成17年11月、国際的に重要な湿地を保全するための「ラムサール条約湿地」に、野付半島・野付湾、風蓮湖が登録された。

◯市町村名の由来
 アイヌ語「ペツ・カイエ」(川の折れ曲がっていること)から転訛

  • 別海町シンボル
  • 別海町(雄大な牧場風景) 雄大な牧場風景

中標津町

 基幹産業は酪農。根室振興局管内の商業都市。阿寒湖、屈斜路湖、摩周湖を空から眺めながら着陸する中標津空港は、雄大な自然を誇る知床観光、根室観光の玄関口となっている。ランドマークとも言われる「開陽台」からは、豊かに広がる牧場、北海道遺産の格子状防風林、北方領土国後島等の視界330度の大パノラマが眺望できる。

◯市町村名の由来
 日本語の「中」とアイヌ語の「シ・ペッ」(大きな川の意)との組み合わせ

  • 中標津町シンボル
  • 中標津町(開陽台からの地平線と格子状防風林) 開陽台からの地平線と格子状防風林

標津町

 漁業と酪農の生産の町。安心・安全な地場産品を消費者に届ける「地域HACCP」や自然、産業を活用した体験型観光「標津版エコ・ツーリズム事業」に取り組んでいる。また、平成19年10月には、将来に渡って美しい地域であり続けるため「日本で最も美しい村」連合へ加盟し、令和2年6月には、歴史文化のストーリー「鮭の聖地」の物語が日本遺産に認定された。

◯市町村名の由来
 アイヌ語「シ(大きい)ベツ(川)」を意味している。

  • 標津町シンボル
  • 標津町(忠類川でのサーモンフィッシング) 忠類川でのサーモンフィッシング

羅臼町

 沿岸漁業資源を背景とした漁業と世界自然遺産「知床」を有する観光の町。温泉が豊富な地域でもある。水揚げされた鮮魚は「海洋深層水」を利活用した「衛生管理型漁港」により、徹底した衛生管理がなされている。知床連峰や知床峠から望む国後島などの景勝地に恵まれており、国後島までは近いところで、約25キロメートルの距離にある。

◯市町村名の由来
 アイヌ語「ラウシ」(獣の骨のある所の意)から転訛

  • 羅臼町シンボル
  • 羅臼町(知床峠から望む羅臼岳) 知床峠から望む羅臼岳

お問合せ先

地域連携課

  • 住所:釧路市幸町10丁目3番地
  • 電話番号:0154-24-7395
  • ファクシミリ:0154-24-6920

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