橋を学ぼう
橋を学ぼう
橋は、川を渡るだけでなく、線路や道路を渡ったり、時には海を渡って陸と陸をつなぐいろいろな役割を持っています。
昔は橋をつくっても雨のたびに流されるなどして、町と町、人と人との交流が遮断されることも多かったのです。橋はまさに人の交流の架け橋です。
昔は橋をつくっても雨のたびに流されるなどして、町と町、人と人との交流が遮断されることも多かったのです。橋はまさに人の交流の架け橋です。
橋の分類
橋の形状
橋を構造から分類すると、桁橋、トラス橋、アーチ橋、ラーメン橋、斜張橋、釣り橋などがあります。現在日本で一番多くかけられているのは桁橋で、全体の約83%を占めます。
また、吊り橋は海などを渡る長大橋に多く用いられ、明石海峡大橋など世界的に大規模な代表的です。
また、吊り橋は海などを渡る長大橋に多く用いられ、明石海峡大橋など世界的に大規模な代表的です。
橋の材料
明治になるまで日本橋は木か石でできていました。明治になって初めて鉄の橋が架けられ、明治の末にはコンクリートの橋ができました。材料と技術の進歩によって、丈夫で長持ちする橋ができるようになりました。
◆ 鋼橋
鉄の橋は、近代製鉄法の発展で高い強度とねばりが増し、加工しやすい鋼(スチール)が使われるようになりました。
ただし鉄は錆びやすいため、何重にも塗装して橋の寿命を守っています。
◆ コンクリート橋
コンクリート橋といっても、コンクリートだけでできているわけではありません。
コンクリートは押しつけられる力には強いのですが、引っ張られる力には弱いため、鉄筋で補強した鉄筋コンクリートが用いられます。
最近はプレスコンクリート工法といって、PC鋼材という高強度の線材を桁に利用することで、大きな桁橋ができるようになりました。
鉄の橋は、近代製鉄法の発展で高い強度とねばりが増し、加工しやすい鋼(スチール)が使われるようになりました。
ただし鉄は錆びやすいため、何重にも塗装して橋の寿命を守っています。
◆ コンクリート橋
コンクリート橋といっても、コンクリートだけでできているわけではありません。
コンクリートは押しつけられる力には強いのですが、引っ張られる力には弱いため、鉄筋で補強した鉄筋コンクリートが用いられます。
最近はプレスコンクリート工法といって、PC鋼材という高強度の線材を桁に利用することで、大きな桁橋ができるようになりました。
橋は、橋を支えている部分「下部構造(かぶこうぞう)」と、みんなが普通わたる部分「上部構造(じょうぶこうぞう)」とに分けられます。