釧路川保全と利用のカヌーガイドライン
釧路川カヌー情報
釧路川保全と利用のカヌーガイドライン
1.カヌーガイドライン策定の趣旨
ガイドライン策定の目的と背景

そこで釧路開発建設部では、カヌー利用者、自然環境の専門家、関係行政機関で構成するワーキンググループを設立し、自然環境への負荷軽減や周辺の生活環境の保全など、釧路川におけるカヌー利用の適正化を目的とする「釧路川カヌー利用ガイドライン」を策定しました。
釧路川の保全と利用の基本理念

動植物の生息・生育環境に影響を与える行為を慎み、釧路湿原及び釧路川の良好な自然環境を次世代へ継承できるように守りながら、自然からの恩恵を受け、利用していきます。

動植物の生息・生育環境に影響を与える行為を慎み、釧路湿原及び釧路川の良好な自然環境を次世代へ継承できるように守りながら、自然からの恩恵を受け、利用していきます。

ルール・マナーの遵守
動植物の生息・生育環境に影響を与える行為を慎み、釧路湿原及び釧路川の良好な自然環境を次世代へ継承できるように守りながら、自然からの恩恵を受け、利用していきます。
動植物の生息・生育環境に影響を与える行為を慎み、釧路湿原及び釧路川の良好な自然環境を次世代へ継承できるように守りながら、自然からの恩恵を受け、利用していきます。

動植物の生息・生育環境に影響を与える行為を慎み、釧路湿原及び釧路川の良好な自然環境を次世代へ継承できるように守りながら、自然からの恩恵を受け、利用していきます。
2.カヌーを安全に楽しむために
カヌー利用の基本事項

●スムーズな乗り降りを妨げるような改造、装備、積載は危険ですのでやめましょう。
●自分の能力以上の行動は慎み、安全上、できるだけ複数でカヌーを行うようにしましょう。
●地域の天気(特に上流域)や川の特性などを事前に調査 し、 増水時、強風時など悪条件でのカヌーイングはやめましょう。
●釧路川は水温が低く、霧が発生した場合は気温が急激に下がります。
●上流域は、川幅が狭く、倒木があります。
●中流域は、護岸、ブロックなど人工構造物が多くあります。
●湿原域は、蛇行を繰り返すトルクのある流れの箇所があります。また、突風にも注意が必要です。
3.釧路川カヌー利用と自然環境への配慮
カヌーを楽しむためのルール・マナー

●カヌー利用の前にはトイレを済ませるようにしましょう。
●駐車やカヌーの乗降は、住民へ迷惑をかけたり、動植物に影響を与えることがあります。極力、既設の駐車場を利用しましょう。また、定められたカヌー発着場所を利用しましょう。
●タンチョウなど貴重な動植物や、脆弱な植物が生息・分布 しています。むやみに上陸したり、特別保護地区には立ち入らないよう心がけましょう。
タンチョウ等水鳥に対する配慮

●タンチョウのヒナの生育として重要な期間は、5月から8月までの4ヶ月間です。磯分内開発橋から岩保木水門までの区間の航行に配慮しましょう。
●釧路川には、タンチョウの他にもアオサギ、マガモ、カワアイサ、カワセミ、オシドリなどの水鳥が多数生息していますので、同様に配慮しましょう。
4.ガイドラインの普及・啓発

5.カヌー利用と保全に関する今後の取り組み
カヌー利用者と自然再生事業に関わる関係者との意見交換や、必要な調査・検討を重ねていきながら、ガイドラインの内容充実を図っていきます。