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北海道型地域構造(生産空間)の保持・形成

北海道型地域構造(生産空間)の保持・形成

 地方部には北海道の強みである「食」と「観光」を担う「生産空間」があり、多面的・公益的機能を果たしています。

 一方で、広大な北海道では、農山漁村の集落が広域エリアに散在するため、生活施設まで遠く、公共交通の運営が困難であるなど、人口定着に不利な環境にあります。このような状況の中、今後、人口の急減や高齢化が進展すると、集落の存続や生活を支えるためのサービスの維持が困難となり、北海道の強みを提供する生産空間を維持できなくなる可能性があります。
 今後も生産空間の多面的・公的な役割を果たし続けるためには、既存の市町村の枠を越えて、様々な都市機能・生活機能ごとに、柔軟に広域的な連携と役割分担を図ることが必要です。

 北海道総合開発計画では、農林水産や観光を担う「生産空間」、生活サービスを担う地方部の「市街地」、高次の医療を担う「圏域中心都市」の頼り頼られる3つの層を一体とすることで、生産空間での暮らしを広域的に支えつつ、基礎圏域内外の人々の活発な対流を促進する中で、人口の自然減・社会減の抑制を目指す「北海道型地域構造」の保持・形成を図るための取り組みを進めていきます。

生産空間に関する3つのモデル地域での取組

 地域課題の解決に向けて先導的に取り組むため、3つのモデル地域(名寄周辺、十勝南、釧路)を選定し、各圏域において有識者・地元企業・自治体等からなる圏域検討会等を開催し、課題解決に向けた取組を推進しています。
  • 各地域検討会図

地域構造の保持・形成に向けた施策パッケージ

 北海道の強みを提供する生産空間が、将来にわたって安心・継続して暮らせることのできる地域であるためには、それぞれの地域の実情に応じた取組を実施する必要があります。そのためには、国、道、市町村、学識者、民間事業関係者など地域を支える多様な関係者が、現状、課題、さらには一つの将来像を共有した上で、相互に協力することが重要です。

 3つのモデル圏域では、圏域検討会を開催し、関係機関や地域の方々が、地域の目指す姿やその実現のための取組について議論することで、持続可能な地域づくりに向け、地域の実情に応じた効果的な施策を、地域の視点から見出してきました。
 こうしたなか、名寄周辺モデル圏域と十勝南モデル圏域では、これらの施策を推進することで、人口減少の社会の中でも、将来も安心して暮らしていける地域の将来像を「施策パッケージ」としてとりまとめています。
地域構造の保持・形成に向けた取組事例集
 施策パッケージの策定に当たって参考とした、3モデル地域及びその他の地域における先導的な取組事例を紹介します。
 ※ファイルを開いたら、参照したい地域や取組をクリックしてください。

名寄周辺モデル地域

 名寄周辺モデル地域では、第1回、第2回の圏域検討会での議論を経て、平成30年4月に施策パッケージを策定しました。現在、関係機関において施策パッケージに掲げた施策の推進に取り組んでいます。
施策パッケージ
名寄周辺モデル圏域検討会開催状況
各ワーキングチームの取組状況
 これまでの圏域検討会での議論を踏まえて、喫緊に取り組む事項として「効率的な物流システムの構築」「広域的な連携によるスポーツ強化団体受入体制の構築」「広域的な連携による観光振興」について、ワーキングチームを設置し、検討を進めています。

十勝南モデル地域

 十勝南モデル地域では、第1回、第2回の圏域検討会での議論を経て、平成30年12月に施策パッケージを策定しました。現在、関係機関において施策パッケージに掲げた施策の推進に取り組んでいます。
施策パッケージ
十勝南モデル地域圏域検討会の開催状況
各ワーキングチームの取組状況
 圏域検討会での議論を踏まえて、喫緊に取り組む事項として、喫緊に取り組む事項として「農業の持続的発展」「地域交通の利便性向上」について、ワーキングチームを設置し、検討を進めています。

釧路モデル地域

 釧路モデル地域においては、平成30年2月に圏域検討会が発足し、地域からの提案を受けて構成メンバーを拡大しています。(当初:沿岸5市町、拡大後:釧路管内8市町村)
 名寄周辺及び十勝南モデルと異なり、「釧路地域づくり連携会議」での意見交換を中心に検討を進める体制を取っています。
釧路モデル地域圏域検討会の開催状況
3つの施策案の取組状況
 釧路モデル地域では3つの施策(釧路港を活用した農業振興施策、食の活用による観光振興、災害時に備えた広域連携)に取り組むことにしており、現在は、『「国際バルク戦略港湾」釧路港を活用した農業振興』の検討を先行して、実施しています。

3つのモデル地域以外での生産空間に関する取組

 3つのモデル地域を含む道内各地域の課題解決に向けた取組についてとりまとめ、地域づくり連携会議において、情報共有等に努めています。

お問合せ先

【生産空間に関する3つのモデル地域での取組】 開発監理部 開発調整課

  • 電話番号:011-709-2311(内線5472,5476)
  • ファクシミリ:011-709-9215

【3つのモデル地域以外での生産空間に関する取組】開発監理部 開発計画課

  • 電話番号:011-709-2311(内線5462,5468)
  • ファクシミリ:011-726-2352

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