
北海道で唯一の国営公園、滝野すずらん丘陵公園は、昭和53年から北海道開発局が整備を進め、58年にアシリベツの滝や鱒見の滝を中心とする「渓流ゾーン」がオープンしました。
その後「青少年の家」や「カントリーガーデン」「こどもの谷」などが整備され、平成22年には滝野の森ゾーン内 (西エリア) に「自然博物園」がお披露目となりました。雪に覆われる冬もスキーや散策を楽しむことができます。四季を通じて自然と遊び、学べる場所として多くの方が訪れる、札幌市内では有数のネイチャースポットです。
自然との出会いに感動
400ヘクタールの広大な公園は四つのゾーンに区分されています。滝めぐりや川遊びを楽しむなら、「渓流ゾーン」がお勧めです。落差26メートルで「日本の滝百選」にも選ばれた「アシリベツの滝」を含む三つの滝は、夏は涼やかさを、秋には息をのむような美しい紅葉が皆さんを迎えます。
最も区域が広いのは「滝野の森ゾーン」。夏は森の散策や「ローラー滑り台」「ねずみのみち」で遊んだり、クラフト体験をしたりして楽しむことができます。夏は昆虫や鳥、冬になると、一面真っ白な銀世界の中、スノーシューを履いて動物の足跡探しをすることができます。静かな森を歩くと、思いがけない出会いがあるかも知れません。



楽しい遊具もいっぱい !
「家族で体を動かして思いっきり楽しみたい!」という方には中心ゾーンの「こどもの谷」へどうぞ。まず目に飛び込んでくるのが谷のシンボル・「あり塚の塔」。塔につながっている迷路のような地下トンネルを通ると7色の糸を編み込んだネット遊具「虹の巣ドーム」があります。
外に出ると空気で膨らんだ膜の上で 飛んだり跳ねたりして遊べる「フワフワエッグ」。その前には大きなゴム製のボールで遊べる広大な芝生斜面の「ローンスタジアム」が広がります。親子で一緒に体を動かして楽しむことできる滝野公園。笑顔と歓声があふれる空間です。

