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WEB広報誌 かいはつグラフ2014.9 北海道横断自動車道 本別IC-釧路IC

北海道横断自動車道 本別IC-釧路IC 浦幌IC-白糠IC間 平成26年度開通へ

  • 自動車道根室線

開通が進む道東道

 北海道横断自動車道は、黒松内を起点として、小樽市、清水町、本別町などを経由し、根室市、網走市へと至る延長約694キロメートルの高速道路です。
 平成15年度に池田IC~本別IC間及び本別JCT~足寄IC間が開通し、平成21年度に本別IC~浦幌IC間が開通しています。

釧根圏と道央圏を結ぶ高速ネットワーク

 北海道横断自動車道のうち、本別IC~釧路IC間は、高速ネットワークの拡充による釧根圏と道央・十勝圏の連絡機能の強化のほか、地域間交流の活性化や物流効率化等の支援を目的とした延長65.0キロメートルの事業です。
 平成16年度に工事に着手し、浦幌ICまでの約8キロメートルが開通済みであり、現在は、浦幌IC~釧路IC間の早期開通に向けて事業を進めています。
 今年度は浦幌ICから白糠ICまで約26キロメートルが開通予定となっています。

道東方面がより身近に

 白糠ICまでの区間が開通することで、国道274号の釧勝峠を経由せずに高速道路にアクセスすることができ、札幌~釧路間の所要時間が約23分(冬場は約32分)短縮されます。
 平成27年度には、白糠ICから阿寒ICまでの約14キロメートルが開通する予定です。
 さらに、釧路ICまでつながることで、札幌から厚岸間で、現在の約361分(冬場は約446分・浦幌IC利用)から約43分(冬場は約63分)所要時間が短縮することとなり、道央圏から道東方面の主要な観光地への利便性が一層高まるほか、物流や救急搬送、津波が発生した際の緊急避難道路など、様々な効果が期待されます。
阿寒IC付近



 施工中の阿寒IC付近。道の駅「阿寒丹頂の里」まで約7キロメートル、釧路市街地まで30キロメートル弱と観光振興への期待も大きい。

山岳地帯を東西に貫く区間 浦幌IC~阿寒IC

 現在工事が進められている浦幌ICから阿寒ICまでの間は、山岳地帯が続くため、トンネルや橋梁の多い区間となっています(トンネル17本、橋梁21橋)。
  • 里音別川橋

    延長623mの里音別川橋からは秋には美しい紅葉が広がります。

  • 釧勝トンネル

    区間最長の釧勝トンネルは延長4.5キロメートル。

工事用道路

山岳地帯を走る工事用道路

 工事を実施している釧路開建によると、釧勝トンネル以東は山岳地帯のため工事用道路が2本しかなく、大型の工事車両の運行に苦慮しているほか、山岳地帯を抜けた阿寒ICから先は軟弱地盤が多く、対策工が必要となっています。
 これまでに阿寒ICまでの全てのトンネルが開通し、また、全ての橋梁が架けられており、年度内の白糠ICの開通、27年度の阿寒ICの開通に向けて工事が進められています。
  • 白糠IC付近様子

    施工中の白糠IC付近の様子。写真中央のボックスを通って国道392号とアクセスする。

地域活性化IC「庶路IC(仮称)」

 地域活性化ICとは、地域経済の浮揚、雇用創出の促進など地域の活性化に寄与することを目的として、地方公共団体が主体となって整備する高速自動車国道のインターチェンジです。
 庶路IC(仮称)は、大規模津波被災時の内陸からの支援ルートの確保や孤立化リスクの回避、輸送環境の向上による経済活性化などを目的として白糠IC~阿寒IC間に追加で整備を実施し、阿寒IC同様、平成27年度に開通する予定となっています。
庶路IC(仮称)
 庶路IC(仮称)が整備される予定の箇所。現在は、道東道本線の工事用道路として使用している。道道上庶路庶路停車場線とアクセスする。

お問合せ先

開発監理部 広報室

  • 電話番号:011-709-2311
  • ファクシミリ:011-709-8995

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