滑走路端安全区域(RESA)
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滑走路端安全区域(RESA)について
滑走路端安全区域(RESA※)とは、航空機が離着陸する際に滑走路を越えて走行し停止する「オーバーラン」または航空機が着陸時に滑走路手前に着地してしまう「アンダーシュート」を起こした場合に航空機の損傷を低減させるため、着陸帯の両端に設けられる区域です。
国内の多くの既存空港は、旧基準であるRESA長40mで整備されてきましたが、平成22年のICAO USOAP(安全監査プログラム)の勧告を受け、平成25年に国内基準が改正され、既存空港も含む全ての空港に同基準を適用することとなりました。
なお、RESAの長さおよび幅がRESAの最小値を満たしていない場合は、RESAの現状評価及び対策の実施により、RESAの性能を満足するための対策を順次実施することとなっており、道内国管理空港においても、必要な整備を行っています。
※Runway End Safety Area
※Runway End Safety Area