高校生ボランティアによるツルツル路面対策を実施
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平成15年度~17年度の北海道における取組成果例
コミュニケーション 高校生ボランティアによるツルツル路面対策を実施

- 1.現況と課題、分析等(PLAN)~道路管理者の目が行き届かない箇所のツルツル路面解消
- 2.対策立案 具体的な対策(DO)1~高校生によるVSPにて対策を実施
- 2.対策立案 具体的な対策(DO)2~地域の取り組みをTVからアピール
- 2.対策立案 具体的な対策(DO)3~広がる高校生VSP
- 3.効果検証(CHECK)~高校生が自主的に砂の散布を実施
- 4.得られた知見・次への反映(ACTION)~改善点抽出を行いより効果的に実施
1.現況と課題、分析等(PLAN)~道路管理者の目が行き届かない箇所のツルツル路面解消
- 比較的雪の少ない釧路市内の歩道は、ツルツル路面になりやすく、歩行者が安心して歩行できないのが現状です。
- 特に人が集まるバス停付近では、ツルツル路面状態が著しく悪化しています。
- 道路管理者は目の行き届きにくい箇所のツルツル路面解消は困難なため、VSPによる対策を実施し、歩行者の安全性確保を重点的に行います。
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ツルツル路面になっている通学路
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ツルツル路面
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2.対策立案 具体的な対策(DO)1~高校生によるVSPにて対策を実施
- 釧路工業高校の生徒ボランティアによるツルツル路面対策を実施しました。これは高校生により国道の歩道が歩きにくい箇所や、ツルツル路面の状態を携帯メールにより管理者である道路事務所に知らせてもらうと共に、歩道のツルツル路面解消のため高校生による砂の散布を実施しています。
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ペットボトルに入った砂
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誰でもが利用しやすい砂箱
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高校生によるバス停の滑り止め散布
2.対策立案 具体的な対策(DO)2~地域の取り組みをTVからアピール
- 釧路工業高校の取り組みは新聞やテレビにより報道され、活動内容がアピールされました。
2.対策立案 具体的な対策(DO)3~広がる高校生VSP
- 釧路工業高校の生徒ボランティアに続き、平成18年1月に白糠高等学校の生徒ボランティアによるツルツル路面対策を実施しました。日頃利用しているバス停などの砂の散布と携帯電話のメールによる道路管理者への連絡を実施しています。
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出陣式の様子
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高校生による砂の散布
3.効果検証(CHECK)~高校生が自主的に砂の散布を実施
- 平成16年度シーズンは、生徒による砂散布が5回実施、生徒から道路管理者への砂補充依頼、砂箱除雪依頼が計5回寄せられており、バス停や歩道などで歩行者の安全確保が図られています。
4.得られた知見・次への反映(ACTION)~改善点抽出を行いより効果的に実施
- 今後の実施に向け、学校側、維持業者等へのヒヤリングを行い、改善点の抽出等を行いより効果的な実施を目指します。
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今年度からのツルツル路面対策の流れ(案)