運搬排雪見学会の実施
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平成15年度~17年度の北海道における取組成果例
コミュニケーション 運搬排雪見学会の実施

- 1.現況と課題、分析等(PLAN)~道路除雪作業に対する市民の理解度向上・観光資源としての有効活用
- 2.対策立案 具体的な対策(DO)~札幌市と連携して運搬排雪見学会を開催
- 3.効果検証(CHECK)1~参加状況から見た効果検証
- 3.効果検証(CHECK)2~見学会参加者へのアンケートによる満足度調査の実施
- 4.得られた知見・次への反映(ACTION)~見学者のニーズを考慮した次年度以降の取り組み
1.現況と課題、分析等(PLAN)~道路除雪作業に対する市民の理解度向上・観光資源としての有効活用

- 道路や歩道の除排雪は、市民の安全で快適な移動を確保するため、交通量の少ない深夜に行われることが多く、日常において市民の皆さんに実態をよく見ていただけないのが現状です。
- 道外観光客に対して、運搬排雪作業を新たな観光資源として有効活用するとともに、道路除雪作業に対する市民の理解向上を図る目的で運搬排雪見学会を開催しました。
2.対策立案 具体的な対策(DO)~札幌市と連携して運搬排雪見学会を開催
- 観光客および札幌市民に対して、ホームページ・広報用ポスター・チラシを作成し、地下鉄、宿泊施設等へ配布しました。
- 札幌市と連携し、さっぽろ雪まつり期間を考慮して平成18年2月4日、5日(夜間:20:00~20:30)、大通り公園周辺にて除雪見学会を開催しました。
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さっけんHPでの広報状況
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「運搬排雪見学会」チラシ
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運搬排雪見学会実施状況
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3.効果検証(CHECK)1~参加状況から見た効果検証

- 2日間で282名の参加があり、道外からの観光客も多数参加していることから、観光資源としての活用の可能性は高いと考えられます。
- 今後、観光客向けPRの更なる充実が必要と考えれれます。
3.効果検証(CHECK)2~見学会参加者へのアンケートによる満足度調査の実施

- 見学者へのアンケート調査を実施し、次年度以降の取り組みに向け、見学者のニーズを考慮した改善を検討しました。
- 参加者の満足度は非常に高く、また冬期道路維持管理への理解も高まっているという回答を得ました。
アンケートに寄せられた参加者の声
- (除排雪が)昔と比べて格段によくなっている。
- 多くの人が参加し、除雪作業の大変さを知ってほしい。
- 作業する方の苦労がよくわかりました。
- 雪国の暮らしを守る仕事がよくわかった。
- 雪祭り会場内で昼間に行えば、もっと観光客の方々にもご覧いただけると思います。
- ロータリー車とダンプのコンビネーションがすばらしい。
- このような機会がないとよく見られなかったので大変よかった。
- 大変すばらしい企画。子どもが喜びました。
- 東京でのアピールとかに力を入れてみては。
4.得られた知見・次への反映(ACTION)~見学者のニーズを考慮した次年度以降の取り組み
- 道外観光客の多数の参加を得られたこと、また参加者アンケートでの満足度が高かったこと等を踏まえて、運搬排雪作業を新たな観光資源としての活を図るとともに、道路除雪作業に対する市民の理解度向上を図るとりくみを進めていきます。