交通量増加を想定した渋滞交差点の改善
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平成15年度~17年度の北海道における取組成果例
渋滞を減らす 交通量増加を想定した渋滞交差点の改善

1.現況と課題、分析等(PLAN)
- 国道237号と国道235号の交差部である富川交差点は、GWや夏季の交通量が増加する時期において、苫小牧方向へ向かう直線車両が右折待ちの車両に阻害され、常に渋滞が発生していました。
- 平成18年3月19日に鵡川IC~日高富川ICまで11.8kmが供用となり、富川交差点を経由して日高自動車道を利用する交通量の増加が見込まれ、国道235号から苫小牧方向へ向かうため国道237号へ右折する車両が多くなり、さらに渋滞長の伸長が想定されました。
- そこで、日高自動車道の開通に合わせた富川交差点の改善を実施しました。
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日高自動車道の整備状況
2.対策立案 具体的な対策(DO)
- 富川交差点改良に先立ち、交差点に近接している国道235号沙流川橋の拡幅工事から、取り掛かりました。
- 日高富川IC開通に合わせ富川交差点の国道235号の苫小牧方向に右折車線等を設置して、富川交差点での交通渋滞の改善を行いました。
3.効果検証(CHECK)

- 平成18年5月のGW交通量調査結果によると、「日高富川IC」が供用し、国道235号と国道237号のアクセスする交通量が増大したにもかかわらず、右折レーンによる交通渋滞が大幅に改善されました。
4.得られた知見・次への反映(ACTION)
- 日高自動車道の今後の延伸供用の際にも、日高自動車道端末部と現国道交差部等でスムーズな通行ができるようなハード施策、及び利用促進のためのソフト施策を実施していく予定です。