北海道地方においては、平成28年8月の大雨により甚大な被害が発生するなど、近年、洪水被害が頻発しています。頻発する洪水被害に対し、北海道開発局と北海道は連携して、現時点の科学技術として最新かつ最善と考えられる、これまでの気候及び今後予測される気候に係る気候予測アンサンブルデータを取りまとめ、気候変動に伴うリスク評価を進めてきたところです。
これらの検討を踏まえて、このたび、「北海道地方における気候変動を踏まえた治水対策技術検討会」を設置し、「気候予測アンサンブルデータを活用した適応策」及び「気候変動を踏まえた当面の治水適応策に係る目標設定の考え方」等に関する技術的な検討等を行うこととします。

※「本文及び参考資料」図23の「年平均想定死者数」「年平均想定被害額」の変化倍率、「別冊マニュアル」P.93の各エリアのリスク図に誤りがあったため、資料を差し替えました。また、各資料の関連箇所についても修正し、差し替えるとともに、差し替えにあたって一部の数字で四捨五入等の数字の表現の統一を図りました。（2020年6月16日）
※「別冊マニュアル1/3」P75及び「別冊マニュアル2/3」P212の記載に誤りがあったため修正しました。（2020年12月8日）